内容説明
産業革命後から全世界に広がり実施されてきた“地下水の人工涵養”。河川の汚染、地下水位の低下、湧水の枯渇と、水をめぐる問題が深刻化している日本でも、注目されている。実施するさいに必要な、計画・調査・設計・水利権・環境・経済・建設・維持管理など、実績のあるアメリカ土木会学会のガイドラインを紹介。
目次
第1章 総論
第2章 計画
第3章 現地調査と現地における検証
第4章 設計
第5章 規制と水利権の問題
第6章 環境上の問題
第7章 経済性
第8章 建設
第9章 立ち上げ
第10章 運転・維持管理・閉鎖
著者等紹介
肥田登[ヒダノボル]
1941年生まれ。長野県出身。東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。秋田大学教育文化学部教授、理学博士。ドイツ・フンボルト財団研究員、日本水文科学会会長(各歴任)
水谷宣明[ミズタニノブアキ]
1947年生まれ。静岡県出身。東京教育大学大学院理学研究科修士課程地理学修了。(株)日さくにおいて技術研究所長、調査部部長などを歴任。現在、サラフジ(株)、技術士(応用理学)
荒井正[アライタダシ]
1954年生まれ。長野県出身。信州大学大学院理学研究科地質学専攻修了。現在、(株)日さく地盤環境事業部長、技術士(応用理学・総合技術管理)
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