内容説明
英国を代表する詩人ブラウニングの詩と、聖書を手がかりに、前著『武士道…日本人の魂』で大きな感動をよんだ老牧師が、21世紀のアクティブ・シニアに静かに語りかける、「人生の完成」への珠玉の10話。
目次
第1話 老境の収穫
第2話 老境と青春
第3話 試練と大きな感動
第4話 死を見つめて生きる
第5話 入り日の栄光
第6話 秘められた命の深み
第7話 老境を待つ
第8話 文明を見すえる老境
第9話 人生の完成
第10話 少年の心をとらえた矢と歌
著者等紹介
飯島正久[イイジママサヒサ]
1921(大正10年)東京生まれ。1941(昭和16年)慶応義塾大学経済学部予科入学。1943(昭和18年)9月、予科修了後、学徒出陣に際し陸軍通信学校に入学、昭和19年12月任官後、教官として本土に残され新潟にて敗戦を迎える。1946(昭和21年)復員後、帯広に疎開中だった山本泰次郎(内村鑑三門下)の知遇を得て師事し、コイネー・ギリシア語(新約聖書の原語)を学ぶ。1947(昭和22年)東京都港区芝白金に「天現寺聖書講義所」を開始。翌年「港キリスト教会」(単立・独立)と改称。『家庭の聖書月刊誌・牧歌』を創刊し、2002年現在四九五号を数える。1975(昭和50年)八ヶ岳南麓大泉村に居を移し、聖書研究と著作活動に専念し今日にいたる
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