爆破―モンキーレンチギャング

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爆破―モンキーレンチギャング

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806712220
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

全米で70万部。
「この作品以来、アビーはアンダーグラウンド・カルトヒーローとなった……(The New York Times)」
「完璧な構成、想像力に富んだディテール、ストーリー展開の巧みさ。映画脚本家の夢が実現したような作品だ……(Houston Chronicle)」
「最高の冒険小説……(PLAYBOY)」などなど、各紙誌で絶讃されたネイチャー・ハードボイルド小説の名作。
「西部のヘンリー・デイヴィッド・ソロー」と讚えられた著者の人気は、WTO総会を流会に追い込んだデモ参加者の多くが本書を手にしていたことでも証明された。

【書評再録】
●朝日新聞評(2001年7月1日)評者・山崎浩一氏
デモ参加者たちの間で行動マニュアルとして広く読まれていた、といわれるのが本書である。ミスマッチな四人組が、怪しげな議論や差別的な罵り合いを繰り返しながらも、奇妙な同志愛で結ばれ、冒険的なゲリラ活動にのめり込んでいく痛快ドタバタ・コメディー―それこそが本書の実態だ。しかも実在の事件だというから驚き。この無類の面白さをこそ支持したい。
●ダカーポ評(2001年8月15日号)
とんでもなく物騒で痛快な小説。
のっけから完成したばかりの橋が吹きとぶというハリウッド映画並みの派手な展開。
陳腐なコマーシャリズムを嗤う描写も、ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』に先んじた感覚。単なる凶悪なテロリストが破壊をもくろむのと違い、人を傷つけないという大前提はもちろん、犯人側に確かな行動哲学も見出せるので、ヒロイズムも際立ってくる。
もっと早く(著者が生きている間に)邦訳して欲しかったと言うのは、正直なところではある。
●日経エンタテインメント(2001年9月号)
「これであなたもミステリーの達人 夏休みに読みたいミステリー100選」
ハリウッド大作よりハラハラドキドキ120%保証作
「手に汗にぎるサスペンス&冒険ミステリー10選」に選ばれました。

【内容紹介】●本書より抜粋
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 本書は、小説の形をとってはいるが、厳密に歴史的事実に基づいている。
 本書に描かれている人物、事件等はすべて実在し、あるいは現実に起きたことである。
 すべては今からほんの一年前に始まった。
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「奴らの尻尾を掴みました。やつらが何者で、どのように動いていて、次に何を企んでいるのか、かなり見当がついています」
「だがどこにいるかはわからない」
「はい、今のところは。しかし時間の問題です」
「で、いったい奴らは次に何を企んでいるんだ?」
「信じられないかもしれませんが」
「言ってみろ」
クランボー警視監は真東を指さし、それを示した。
「ダムか?」
「そうです、知事」
「まさかグレン・キャニオン・ダムを!…………
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 絶望? ならば何も心配することはない、最後の一周を回るマラソン選手のように喘ぎながら、ヘイデュークは思い出した。来るべきものが来た。どじを踏んだ。奴らは犬コロみたいに俺を撃つだろう。ここから逃げ道はない。どこにも。ザイルだって持っていないし―ザイルを忘れた!―状況は完全に絶望的で、何も心配することなんぞありゃしない。それにライフルには弾丸が六発入っているし、357マグナムには五発装填され、予備が20発ある。
 ヘイデュークがこのように思いを巡らせている間にも、背後で大音響のあせものような銃声がはじけ、ヘリコプターが舞い戻り、十数名の徒歩の男たちと、さらに十数名の無線を装備したパトロール車輌に乗った男たちが、停止し、向きを変え、こちらに向かってくる。疲れ果て、何も食べていない、孤独な、罠に落ち追いつめられたサイコパス一人めがけて全員が集まってくる。
 午後遅かった。ちぎれた嵐雲の塊の間から、太陽は眩しく輝き、金色の天然のサーチライトがいよいよ峡谷地帯を照らす。その時ヘイデュークは、ヘリコプターに発見され、ふらふらと不用意に岩の先端へ歩いていった…………

【主要目次】
序章

内容説明

「巨大ダムを吹き飛ばせ!!」全米70万部のネイチャー・ハードボイルドの名作、日本初上陸!全米を震撼させたコミックカルト。

著者等紹介

アビー,エドワード[アビー,エドワード][Abbey,Edward]
1927年ペンシルヴェニア州ホーム生まれ。アメリカ西部が生んだもっとも人気のある作家と言われ、しばしば「西部のヘンリー・デイヴィッド・ソロー」と称される。国立公園レンジャーとしての経験を書いた初めてのノンフィクション作品『砂の楽園』でネイチャーライターとしての地位を確立し、自然を守る破壊活動団の活躍をコミカルに描いた代表作『モンキーレンチ・ギャング』は、表表から25年を経てなお読み継がれるロングセラーとなった。1989年死去

片岡夏実[カタオカナツミ]
1964年神奈川県生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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2001/07/06

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