佐賀の自然をたずねて

佐賀の自然をたずねて

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806710288
  • NDC分類 455.1
  • Cコード C1044

出版社内容情報

★佐賀新聞評(1995年7月5日)=自然観察やハイキングのための自然ガイドとして役立つ。地形、地質、鉱物、化石など主に地学的な側面から佐賀の自然をやさしく解説するが、動植物分野の情報も多数盛り込み、幅広い興味にこたえている。

■女性(17歳)=写真・絵・図がついてて分かりやすい。身近な地域のことで、余計、分かりやすくていい。地学系が嫌いでもこれなら読める。

●本書「まえがき」より=「自然に親しもう」という言葉をよく聞きます。自然に親しみ自然に学ぶ手助けとして、佐賀の自然を案内した図書には、各種生物関係やハイキング案内など、たいへん立派なものがいろいろあります。しかし、研究誌は別として、佐賀県内各地域の地質をまとめて案内したものはありませんでした。
 この本には、有明海、佐賀平野、黒髪山、作礼山、虹の松原など、有名な各地の特徴的な生物の案内も入れてありますが、地質関係では県内全地域にわたる説明が入れてあります。そして具体的な地質の見学ができるよう、地層や岩体の観察がよくできる場所ごとのくわしい説明がしてあります。また一般には手に入れにくい佐賀県の色刷りの地質図も入れてあります。ただ実際問題として、地質の野外見学は初めはたいへんむずかしくて、指導者の説明があっても1回見ただけではわかりにくいものです。そこでこの本がいくらかでも案内役をつとめてくれたら幸いです。休みの日にはこの本をもって、佐賀の自然をたずねてください。さらには、巻末に紹介したような各種自然観察会にも参加して、仲間の人たちといっしょに楽しんでみませんか。

【主要目次】
     佐賀平野東部の丘陵(洪積台地をさぐる)/佐賀平野の地下と地盤沈下/有明海の自然/
     水辺の生き物(佐賀平野のクリークと有明海)/川上川周辺をあるく(佐賀の花崗岩類)/
     佐賀県の湿原の植物(樫原湿原)/球状せん緑岩は天然記念物(北多久の斑れい岩類)/
     かつての石炭の町(多久の新生界と火山岩)/石工の里をたずねて(御岳山と両子山の地質)/
     地層見学に適したコース(大平山西方の第三系)/
     むかしは修験者のとおり道(鬼ノ鼻山の地質)/化石と出会う(北方町付近の杵島層)/
     展望のよい八幡岳/風のふる里の岩石博物館(厳木駅周辺の地質)/作礼山の植物/
     石仏が迎えてくれる(鵜殿窟から佐里温泉まで)/化石を求めて(北波多村の地質)/
     風光明媚な鏡山(唐津湾周辺の地質)/虹ノ松原の生物/
     玄海国定公園をたずねて(立神岩・七ツ釜から加部島へ)/
     対馬海流に洗われる島(馬渡島のアルカリ火山岩)/玄海町の地質/
     天下の絶景いろは島(肥前町満越付近)/伊万里湾周辺の地すべり地帯/伊万里湾のカブトガニ/
     ガラスと陶石の山(黒髪山周辺の地質)/黒髪山の植物/塩田付近をめぐって/
     多良岳火山の地質/佐賀の生い立ち(その地形と地質)
▲付録▲▲▲
   佐賀の博物館や自然観察会の紹介=知識の宝庫、展示館めぐり!/いっしょに野山を歩いてみませんか!

内容説明

本書には、有明海、佐賀平野、黒髪山、作礼山、虹の松原など、有名な各地の特徴的な生物の案内、地質関係では県内全地域にわたる説明が入れてある。そして具体的な地質の見学ができるよう、地層や岩体の観察がよくできる場所ごとのくわしい説明がしてある。佐賀県の色刷りの地質図つき。

目次

佐賀平野東部の丘陵
佐賀平野の地下と地盤沈下
有明海の自然
水辺の生き物
川上川周辺をあるく
佐賀県の湿原の植物
球状せん緑岩は天然記念物
かつての石炭の町
石工の里をたずねて
地層見学に適したコース〔ほか〕

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