目次
私の最終講義「思い出深い恩師たち」
生命(や生活)の「質」と「量」
健康とその自己管理
戦争と医学及び医師
倫理(や道徳)の標準化、特に「基本倫理」ということについて
医療従事者の社会的使命
社会医学、特に医師の使命
ヒポクラテスの誓いとその後
日本の医療におけるリベラリズムの位置―患者や医師などの意思が否定される場合
医の倫理教育―その過去、現在及び未来
生命倫理と「医の倫理」の違い、特に生命倫理の「二極化」について
これからの医療や医師の養成に望むこと
臨床医としての回想と将来への希望
医の倫理への回顧と今後への希望
医療や医学とマス・メディア
著者等紹介
品川信良[シナガワシンリョウ]
1923年東京に生まれる。東京と、秋田県の農村で育つ。旧制山形高校、東北帝国大学医学部卒。1958年弘前大学教授となり83年退官。この間、文部省視学委員、厚生省公衆衛生審議会委員、青森市民病院長、弘前大学医学部附属病院長などを兼任。青森県立中央病院長をへて、91年12月よりセミナー「医療と社会」を創設。以後、執筆、社会啓蒙、海外援助などに専念
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