現代産業選書 知的財産実務シリーズ
特許権・進歩性判断基準の体系と判例理論 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 468p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784806530428
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C2030

目次

第1章 「進歩性」概念の概要(発明に特許権が成立するために必要な条件;考案に実用新案権が成立するための条件;進歩性の有無を判断するプロセス)
第2章 「相違点に係る対象発明の構成」の抽出のための諸問題(対象発明の認定;引用例としての適格性;刊行物から認定することができる引用発明;審判及び訴訟の枠組みによる引用発明についての主張立証制限)
第3章 進歩性判断のありかた(「進歩性判断基準」と「対象発明が主引用発明と相違する態様」;「要件置換型」の「相違点に係る対象発明の構成」の容易想到性;「要件付加型」の「相違点に係る対象発明の構成」の容易想到性;「要件除去型」の「相違点に係る対象発明の構成」の容易想到性;「要件限定型」の「相違点に係る対象発明の構成」の容易想到性;引用発明と用途を異にする対象発明の容易想到性‐用途発明)
第4章 進歩性肯定事由(阻害要因;顕著な効果;商業的成功)
第5章 容易想到性の判断における諸問題(進歩性判断における周知技術の取り扱い;2段階の容易想到性の判断の過程を経る発明の進歩性―いわゆる「容易の容易」;選択発明)

著者等紹介

永野周志[ナガノチカシ]
弁護士。1948年生まれ、1969年司法試験合格。九州大学法学部卒業。九州大学大学院法学研究院客員教授(1999年~2002年)、株式会社産学連携機構九州取締役(九州大学TLO、2001年~2002年)、名古屋商科大学経営情報学部非常勤講師(2006年~2008年)、山口大学経済学部非常勤講師(2008年~2012年)などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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