現代産業選書
中小企業のためのクラウドファンディング入門―フィンテック時代!新しい資金調達で飛躍する

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784806530244
  • NDC分類 336.82
  • Cコード C0033

出版社内容情報

取材歴40年超の経済・産業ジャーナリストが、クラウドファンディングを多数の事例とともに詳説。中小企業の資金調達を変える一冊。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
取材歴40年超の経済・産業ジャーナリストが多数の事例とともに詳説!
中小企業の資金調達を変える一冊!
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 中小企業経営者にとってどの時代も、景気の動向にかかわらず「カネ」、つまり「資金繰り」は最重要課題である。このことは、実際に企業経営に携わっている中小企業経営者ならば百万冊の経営書で解説されるより、日々の活動で骨身にしみていることだろう。

 しかし、中小企業の資金繰りは大企業に比べて厳しい。その理由は大企業はさまざまな資金調達の手段を活用できるが、中小企業の資金調達は借入金(間接金融)に依存しているからである。

 本書は、インターネットを活用して不特定多数の人から資金調達する「クラウドファンディング」について、経済・産業ジャーナリストとして日本のIT業界、ベンチャービジネスなどを40年以上取材してきた筆者が独自の視点で詳細かつわかりやすく解説した内容であります。

 中小企業経営者、資金調達担当のビジネスマンはもちろん、金融関係者、資金出資者にとっても参考になる一冊です。

第1章 中小企業と資金調達
1.いつも変わらない中小企業の経済環境
2.なぜ中小企業の資金繰りは苦しいのか?
3.中小企業はどのようなとき、資金を必要とするのか
4.アベノミクスとクラウドファンディング

第2章 クラウドファンディングの基礎
1.クラウドファンディングとは
2.クラウドファンディングのプレーヤー
3.クラウドファンディングとフィンテック
4.クラウドファンディングの5類型
5.寄付型クラウドファンディング
6.寄付型クラウドファンディングの実例.:ジャパンギビング
7.寄付型クラウドファンディングの実例.:Readyfor
8.商品・サービス購入型クラウドファンディング
9.商品・サービス購入型クラウドファンディングの実例:ぺブル・テクノロジー、ソニー
10.貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
11.事業投資型クラウドファンディング
12.株式型クラウドファンディング
13.世界のクラウドファンディング市場
14.クラウドファンディングの国内市場

第3章 クラウドファンディングのリスクと法律
1.類型別クラウドファンディングのリスク
2.オールオアナッシングとキープイットオール
3.クラウドファンディングの法律
4.米国のクラウドファンディング法
5.クラウドファンディングの課題
6.クラウドファンディング運営不正の実例
7.クラウドファンディングの詐欺への対策
8.ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)比較サイト・クラウドポート
9.クラウドファンディング保険とは

第4章 中小企業とクラウドファンディング
1.中小企業にとってのクラウドファンディングのメリット
2.自治体のクラウドファンディング活用支援
3.資金調達の民主化──クラウドファンディングの草分け、米・インディーゴーゴCEOが語る
4.中小・零細企業・団体によるクラウドファンディングの成功事例
5.中小企業政策としてのクラウドファンディング
6.課題解決としてのクラウドファンディング
7.クラウドファンディングASPサービス
8.クラウドファンディングを成功させる秘訣

第5章 投資対象としてのクラウドファンディング
1.貯蓄から投資へ
2.貸付型クラウドファンディングへの投資
3.不動産投資型クラウドファンディング

第6章 地方創生とクラウドファンディング
1.アベノミクスと地方創生
2.地域基点のクラウドファンディング
3.クラウドファンディング推進のために地方公共団体に期待される役割
4.地域金融機関とクラウドファンディング
5.「ふるさと投資」で地域金融機関に期待される役割
6.「ふるさと投資」の実例

第7章 クラウドファンディングの運用者
1.クラウドファンディングの関係団体
2.主なクラウドファンディングの運営会社・サイト
3.主な貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サイト(参照:クラウドポート)

丸山 隆平[マルヤマリュウヘイ]
著・文・その他

内容説明

経済・産業ジャーナリストとしての著者独自の視点から、イノベーションとしての「クラウドファンディング」の動きを各方面からレポート。

目次

第1章 中小企業と資金調達
第2章 クラウドファンディングの基礎
第3章 クラウドファンディングのリスクと法律
第4章 中小企業とクラウドファンディング
第5章 投資対象としてのクラウドファンディング
第6章 地方創生とクラウドファンディング
第7章 クラウドファンディングの運用者

著者等紹介

丸山隆平[マルヤマリュウヘイ]
1948年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1970~80年代、日刊工業新聞社で第一線の経済・産業記者として活躍。コンピュータ産業、流通、ベンチャービジネスなどを担当。IR(財務広報)コンサルタント・IT系ライター、金融記者などを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごみくず

2
通読2★4.地方創生、個人投資、中小企業。中小企業の資金調達は不動産担保と事業計画だが、クラウドファンディングなら不動産は無くても成果物や対価が明確なら資金調達できる。クラウドファンディングの5種類:貸付型(90%)、購入型(8.4%)寄付型(1%)投資型(0.5%)株式型(0.1%)。2021/03/05

ごみくず

2
速読★3.中小企業から見た資金調達としてのクラウドファンディングについての入門書。中小企業は上場企業に比べ借入などの間接金融も株式での直接金融も敷居が高いので目的と報酬を明確にした上でのクラウドファンディングは有効。ファン作りやマーケティングとしても使える。内容自体は難しくないが文章や構成や挿絵が悪く読みづらい。横書きの上説明が文章書きが中心で箇条書きもなく、フロー図もごちゃごちゃして見辛く挿絵も適切なタイミングに差しこまれないので読んでいて整理し辛い。その為通読2から速読へ変更し、まず軽く頭に入れる2021/02/20

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