内容説明
1980年代から2000年代までの期間を中核とする通商産業省の商務流通政策を取り扱う。戦後日本の流通政策が、振興政策と調整政策の二本柱を表裏一体のものとして発展しつつ、やがて調整政策が姿を消していく中で、新たな地域社会の問題をも包含しながら流通政策の枠組みが大きく変わっていく過程を描き出すほか、通商産業省の中で、商務流通グループとして流通政策とともに一体的に行われてきた政策について分析・記述する。具体的には、「消費者行政及び商一般」「サービス産業」「商品取引所」「博覧会」を取り上げる。
目次
第1部 流通政策(流通構造変化の概要;規制時代の商業調整;規制緩和期の商業調整;流通近代化へのあゆみ;新たな商業振興を求めて;まちづくり三法の時代;小括)
第2部 消費者行政及び商一般(消費者行政;サービス産業;商品取引所;博覧会)
著者等紹介
石原武政[イシハラタケマサ]
関西学院大学商学部教授。大阪市立大学名誉教授。1965年神戸商科大学卒業。1967年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。1969年神戸大学大学院経営学研究科博士課程退学。1969年‐1971年大阪市立大学商学部助手。1971年‐1975年同講師。1975年‐1984年同助教授。1984年‐2006年同教授。2006年‐大阪市立大学名誉教授。2006年‐2011年関西学院大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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