内容説明
中国の知的財産法には光と影が付き纏っている。中国の現在の発展に対し、知的財産法の占めた役割は大きい。一方模倣品・海賊版の問題は後をたたない。1979年の改革開放政策転換以前には知的財産法という分野は中国になく、今なお知的財産として認められているものに対し、中国国民の全てがそれを当然のように理解し、空気のような存在となっていないのも事実である。本書は、このような中国の知的財産の現実の中で、実際に中国知的財産実務に対峙され悩み抜いた方々の生の現場報告である。生の現場報告であるゆえに、今後の中国の知的財産の動向を占う指針の書でもある。
目次
第1部 発展と交流(発展;交流)
第2部 保護客体(新しい保護客体;保護客体間の問題)
第3部 実務(訴訟;発明;意匠)
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