内容説明
本書には、筆者が実務上必要になった特許ライセンスに関する知識等を取り入れ、英米法あるいは国内法の考え方をベースに戦略的交渉、契約書の草案を進めるうえで必要な基礎知識が整理されている。単に契約書としての例文を並べるのではなく、ライセンス契約に織り込まれるそれぞれの概念について、法的視点に立ち解説している。具体的には、ライセンス契約の実務の主な作業となる、交渉とドラフティングを戦略的に展開してゆくために留意すべき法律的意義を、特許を例にあげ、わかりやすく解説している。
目次
序章 戦略的特許ライセンス
第1章 ライセンス契約の概要
第2章 契約とは何か
第3章 ライセンス契約書
第4章 ライセンス実務
第5章 その他の技術契約
著者等紹介
山田勇毅[ヤマダユウキ]
1956年長野県生まれ。1982年、東京工業大学大学院修士課程(材料科学)修了後、特許庁に入庁。化学分野の審査、審判を担当。国土庁長官官房総務課、外務省在ナイジェリア大使館一等書記官、基盤技術研究促進センター技術情報課長などを経て、2000年1月、特許庁を退官。現在、クラリアントジャパン(株)知的財産チーム/東アジア電子材料部門ライセンシングマネジャー。弁理士
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