内容説明
特許庁からの「拒絶理由通知」は有難い通知ではない。しかし、その中にはクレームの記載方法など“補正等の示唆”がなされている貴重な通知でもある。本書は、これら「拒絶理由通知」を理解し、ガイドライン、運用指針を研究しようとする特許実務家のために、元特許庁審査長が初めて明かす「拒絶理由通知」に対するガイドブックである。
目次
第1部 拒絶理由通知
第2部 拒絶理由通知への具体的な対応(特許法第29条第1項柱書の拒絶理由;出願の単一性の拒絶理由;明細書の記載要件 ほか)
第3部 対応の例(意見書の記載例)(手続の様式;意見書の記載例)
第4部 出願経過が参酌されている判決(均等の判断において)