内容説明
戦争の愚かしさ、非人間性、そして戦場における人間の尊厳、人間愛を、飾らず余すところなく描いた、涙と感動の記録。
目次
第1章 軍人精神―昭和十七年八月初め~昭和十八年五月下旬(すき焼の味;明野飛行学校 ほか)
第2章 南方戦線―昭和十八年五月下旬~昭和十九年三月十日(海と椰子林の郷;ブーツ飛行場 ほか)
第3章 密林彷徨―昭和十九年三月中旬~昭和二十年八月(松の岬;密林 ほか)
第4章 戦争終結―昭和二十年八月~昭和二十年十二月(日本降伏;鳥のスープ ほか)
第5章 内地帰還―昭和二十年十二月~昭和二十一年四月(女神の像;祖国の土 ほか)
著者等紹介
菅野茂[スガノシゲル]
大正10年(1921年)福島県生まれ。昭和17年(1942年)、現役で仙台の陸軍航空教育隊に入隊。飛行68戦隊第2中隊に所属、14万余名の東部ニューギニア派遣軍の一兵士として転戦。昭和20年(1945年)8月終戦。翌、昭和21年(1946年)1月24日、ニューギニアから帰国。現在、横浜市泉区在住
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