内容説明
シェイクスピアの故地ストラトフォードのロイヤル・シェイクスピア・シアターで観た、本物の『ハムレット』。そのほか諸劇の名場面、名セリフに想いを馳せる。アルプスの懐ツェルマットに至り、長年の夢だったマッターホルンに対面。百数十年前、初登頂を成し遂げたイギリスの登山家ウインパーの壮絶な記録を反芻する。
目次
シェイクスピアの故地をたずねて(蛙、井戸から出てロンドンへ;セントラル・マーケットとセント・ポール大聖堂;大衆食堂のレシート;ナショナル・ギャラリーへ―ダ・ヴィンチとルーベンスの女性像;ラファエルの血なまぐさい絵;ターナーの人間と自然との対比 ほか)
ツェルマットで仰ぐマッターホルン(スイス、ヴァレ・アルプスの懐へ;標高1620メートルのツェルマットの町;マッターホルンとゴルナーグラートの山歩き;ホテルの夕食風景;マッターホルンの裾をのぼる;ウィンパーのマッターホルン初登攀に思いをはせる)