内容説明
手当て、とは、文字通り、やさしく患者に手を当てる治療法であった。指圧は、この方法を、みごと昇華させたものである。
目次
スジとツボの神秘
スジとツボの現われ方
スジとツボの実験
スジの生理・心理学的機構
スジによる日常の健康法
スジの六機能系
スジとツボの押さえ方
痛みをとるスジ
異常を感じたとき
病気にならないために
著者等紹介
増永静人[マスナガシズト]
広島県生まれ(1925~1981)。京都大学哲学科で心理学を専攻。卒業後、父祖の業である指圧界に入り実技を修める一方、古今の分献を読破して、指圧療法の理論の確立につとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ume 改め saryo
3
ちょっと東洋医学の知識と実技の経験がないとつらいですね。でもいい事がいっぱい書いてありました。少し時間が経ったら読み返したい一冊です(*^0^*)2013/07/19
湯山雅史
2
医王会指圧の増永静人氏が一般書として書いた本。 内容は、とても一般向けとは言えない専門的なもので、折にふれ何度も読んでいます。2015/01/19
ATS
0
★★★☆☆とても興味深いことも書かれており、良かったです。判別性感覚と原始感覚は触察の本質を突いているかもしれないなぁと思いました。治療自体はちょっと難しくて、この本だけだとできないですね。『私たちは自分が健康であることは、権利ではなく義務だと思いますし、生きていく目的ではなくて手段だと思います』(P19)2015/09/30