内容説明
愛は人生の最大のテーマ。愛をみつけるとは、人生をみつけてゆくことともいえよう。生きることは愛することに他ならないからだ。長年キリスト教神父として多くの人々の愛と苦悩に立ち会ってきた著者の心温まる一冊。
目次
愛のたゆたい
愛のほのぐらさ
醜さの中に光るもの
孤独を超えて
美しいものへの情熱
肉体は闇か
遠きものへの郷愁
イエスの歩み
人に石を投げるな
真面目人間と駄目人間
姦淫した女
法にまさるもの
そっと横にすわる
哀しみをうつす心
許しと痛み
自分を受け入れる
光の前にたたずむ
現代人の忘れたもの
著者等紹介
井上洋治[イノウエヨウジ]
昭和2年、神奈川県に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業。昭和25年に渡仏し、カルメル会修道院に入会する。リヨン大学、リール大学で哲学、神学を学ぶ。昭和35年、東京教区の司祭となる。昭和41年から、日本人の心情でイエスの教えをとらえようとする「風の家運動」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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