内容説明
なぜ、元看護助手は身に覚えのない罪で服役したのか。石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。
目次
はじめに―真実の「ことば」探し続けます(平田浩二編集局長)
弁護団から―刑事司法の“病理”あぶり出す(井戸謙一弁護団長)
連載「西山美香さんの手紙」(無実の訴え12年「私は殺ろしていません」;強要されたうそ 自白の「自発性」疑問;「発達」「知能」検査「無防備な少女」に再審を ほか)
ニュース記事(2017年12月 大阪高裁が再審開始を決定;2018年3月 日弁連が再審支援を決定;2019年3月 最高裁で再審開始が確定;10月 検察が有罪立証を断念 ほか)
おわりに―冤罪を作るのは組織、解くは「個のつながり」にあり(秦融編集委員)