内容説明
本書の各人物伝の配列は、各伝と読者との新鮮な出合いを期待して、あえて、時代順にはしなかった。また、取り上げた女性たちは、福井県出身者に限定せず、伝説上の人物も含めて、さまざまな福井ゆかりの女性たちを対象とした。
目次
松平婦志子―務め全う春岳の側室
大野の「とめ」―老養父に優しく献身
田辺弓子―屈指の歌人で指導も
敦賀の「なつ」―拾得物巡る人間模様
お市の方―波乱の人生送る美女
未森の方―勝家と運命をともに
白崎みと―大正時代、庶民の“鑑”
細井順子―織工の養成に尽くす
岩佐ふさ―児童を救い殉職31歳
谷沢たま―一家の生計助け修学〔ほか〕



