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新人物文庫
浪士文久報国記事―新選組戦場日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806148821
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0121

内容説明

『浪士文久報国記事』は、新選組二番組頭として常に戦闘の第一戦で活躍した永倉新八が、戊辰戦争の硝煙が消えやらぬ、明治八年頃に書き記した三冊の回顧録である。後年、無数に輩出される新選組本の基本文献となった第一級の史料であることが認められながら、実物は明治期に人手に渡り行方不明となり、以後、幻の記録として語り継がれた。浪士隊の結成、芹沢鴨の暗殺、池田屋事件、甲陽鎮撫隊の敗戦から新選組の瓦解までの実戦史を、写真原版から解読した原文、詳細な解説を付した読み下し文、平易な現代語訳の三部構成で再現。

目次

1巻(尽忠報国の有志を募集する;浪士組、江戸を出立する;浪士組、京都に到着する ほか)
2巻(池田屋事件;明保野亭事件;禁門の変 ほか)
3巻(兵庫開港と長州処分をめぐる軍議;新選組、伏見に出兵を命じられる;近藤勇狙撃事件 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

26-ring-binder

2
ついに永倉新八の自筆日記が発見されたかと思い、一気読みしたが、江戸の講談師の伯知に渡った原本は行方知れずであり、平成10年に見つかったのは写本の方だった。さらに編者が、それを複数の筆跡による写しと判断したのは平成19年である。それでも貴重な証言録ではあるが、表紙の「幻の日記」という煽りは、どんなもんだろう。 父が一時期、映画館の株主をしており、母に言われて夕ご飯を報せに行くと、白黒の時代劇映画ばかり見せられた。幼稚園児にそんな刷り込みをしたから、今、この本を読むことになるのだと思った。2018/08/13

UMA

0
「新選組顛末記」とは微妙に違う部分もあったし、久しぶりの新選組史料なので新鮮な気持ちで読めた。新八さんファンには申し訳ないけど、やっぱ会津行ってからの新八さんと芳賀さんは逃げてるだけに思えちゃってなぁ……。原文・読み下し文と現代文は逆にした方がよくない?2016/08/20

まだない

0
永倉新八が新選組のことを思い出して、口語を書きとらせたもの。候文を現代語訳と併記している。事実が淡々と語られている。細かい描写はなく、その分、リアル。2021/10/17

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