新人物文庫<br> 北海道の地名謎解き散歩

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新人物文庫
北海道の地名謎解き散歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806148807
  • NDC分類 291.1
  • Cコード C0125

内容説明

北海道の地名は全国各地の地名と比べて、きわめてユニークです。それはアイヌ語の地名そのままであったり、アイヌ語地名に漢字をあてる「音訳」や、アイヌ語の意味を日本語に変える「意訳」地名が多いことによります。一度ではすんなり読めない難読地名も多く、漢字のイメージとは異なった風景が眼前に広がっている場所も少なくないようです。しかし、「なぜ、こんな地名になったのか」を解明してゆくと、地形や景観の特徴などが巧みに織り込まれていることがあらためて実感され、アイヌの人々の発想の豊かさや、自然と調和した生活の知恵を知ることができます。地図を手に訪ね歩けば“北の大地”の魅力を満喫できること請け合いです!

目次

自然と共生するアイヌの人々
北海道の地名に出てくるアイヌ語と日本語の対照表
第1章 神話の地名編―神と人間が融合する世界とは?
第2章 川の地名編―川の流れが地名になった?
第3章 森羅万象編―見るもの見るものが地名に
第4章 地名トリビア編―難読地名・同音地名などなど
第5章 地名の歴史編―地名の謎は歴史が明らかにする?
第6章 「気宇壮大な地名」編―大きさから時の流れまで、規格はずれ?
第7章 和名の地名編―和名に秘められた謎って、何?
第8章 北海道の地名を歩いてみよう―「地名散歩」の楽しみ方

著者等紹介

合田一道[ゴウダイチドウ]
1934年、北海道生まれ。元北海道新聞編集委員。日本脚本家連盟北海道支部長、北海道ノンフィクション集団代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

72
道内に住んでいても耳にしない地名もある。また、耳にしていてもその名前の由来など全く知らないで過ごしている。自分の住んでいる場所を知らな過ぎたことに気付かされながら読んだ。そして、アイヌ民族の名付け方は、気候風土を熟知して、そのものズバリ的な名付け方が気に入った。変な地名…なんて思って見ていたものも、由来を知ると納得できる。子供が読むには難しいけれど、自由研究なんかで大人がよりわかりやすく解説してあげると幅が広がりそうな気がする。そして、この一冊を携えてあちこちドライブしてみたくなった。2015/07/22

らいく

3
道民ゆえ、ふだんから見聞きする地名が多く、その由来を改めて知ることが出来た。一読目は最初のページから順に読み、二読目に、索引から地名をたどると、また楽しい。2018/03/04

ぷりん

1
「北海道の地名はアイヌ語から来ているものが多い」そのこと自体は道民の知識として知ってはいたけど、こんなに細かく色んな由来があったとは。知っている地名がたくさん出てくるのでとても身近な内容でした。地名に限らず、由来について知るのは楽しいと最近感じます。2017/09/09

Kiyoshi Minakawa

1
北海道の地名はアイヌ語の音訳や、アイヌ語の意味を日本語にに変えた地名が多いそうです。なぜこんな変わった地名なのか?アイヌ語を知るとアイヌの人達が昔見たその土地の地形や景観がイメージでき面白い。2014/01/15

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