内容説明
「都合のいい部分しか聞いていない」「文面通りにしか受け取れない」「肝心なことを理解していない」…。同じように話を聞いているはずなのに、ちゃんと聞けている人と聞けていない人は、どこが違うのか?あなたの「聞く力」と「質問力」を飛躍的にアップさせる、話の効果的な聞き方を紹介。
目次
第1章 現代人にこそ必要な「聞く技術」(なぜ「振り込め詐欺」に引っかかる人がいるのか;人の話を聞くには技術がいる;「聴く」と「聞く」はどう違うか ほか)
第2章 あなたの周りの「聞けない人」たち(「聴」も「聞」もない;「聴」だけしかない;「聞」だけ ほか)
第3章 聞く力がぐんぐん伸びるテクニック(味方を増やす聞き方;敵を知る聞き方;頭がいい人の質問術)
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年大分県生まれ。多摩大学経営情報学部教授。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程満期退学。小学生から社会人までを対象とした小論文、作文の通信指導塾「白藍塾」塾長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鮫次郎
4
集中して「聴く」、そして広く「聞く」ことで気が利くようになるんだろうな…てなことが読み取れました。素っ頓狂な質問とかをして、アホと思われたくない人にオススメの本です♪2013/12/31
ノリピー大尉
3
質問の上手下手が仕事の能率を左右することってよくあるよね。いつ読んでも、この著者(樋口裕一さん)の人間観察の眼は鋭いな。2013/09/01
デュナミス@
0
話を聞いて自分の意見や判断以外の考え方を知る/相手の思想を聞く/言葉づらでなく皮肉、嫌味、お世辞、謙遜、冗談か判断/相槌をいくつか覚える/最後まで話しを聞く/出すぎたアドバイスをしない/心理カウンセラーの仕事は聞くこと/上司は優れていると言われたい/確かに~しかし~なぜなら~だから~/相手をキャラの型にはめる/物事には必ず反対意見もある/集団では個々の話を聞き落としどころを作る/話し合いの場は聞き方を鍛える場/定義・現象・結果/なぜ・どこ・いつ・どうする/相手が言いたいことを引き出す/仮説を立てて質問する2014/01/31
松田 和広
0
『聴く』が大切と、良く本には書いてあるけれど、この本では『聞く』が大切だと書いている。 まさしく音楽を聞くように、相手の言いたい事を汲み取る力が大切だと。 そして、音楽を聞くとその聞く力が養われるという。 あと、『訊く』も大切。 『聴いて』『聞いて』『訊いてあげる』と、人間関係に『効いてくる』のではないかと思った。2021/10/05