出版社内容情報
戦中から考古学界に身を置き、60年以上にわたり研究をリードしてきた日本考古学界の第一人者が、「記紀の中では<敗れた>と記述されているが、実際にはそれぞれの地域では神としてその後も崇められていた」事象を、考古学・文献双方からのアプローチを行い、新視点を提示する意欲作。
内容説明
戦いに敗れた彼らは、その後どうなったのか。勝者の視点だけでは決して伝わらない、古代史の深層。
目次
饒速日命と長髄彦
タケハニヤス王とミマキイリ彦の戦争
狭穂姫と狭穂彦
熊襲の八十梟帥と日本武
剱御子としての忍熊王
莵道稚郎子と大山守
飛騨の両面宿儺
墨江中王と曽婆訶理
大日下王と押木珠縵
市辺忍齒別王と皇子たち〔ほか〕
著者等紹介
森浩一[モリコウイチ]
1928年大阪市生まれ。同志社大学名誉教授。日本考古学・日本文化史専攻。同志社大学大学院修士課程修了。72年から同大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 男の日ごよみ 角川文庫