出版社内容情報
アジア進出を考える企業の中で、リスク分散をしながら投資を行う「チャイナ・プラスワン」戦略が注目されています。シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナムなどアジア8ヶ国の投資事情を、豊富なデータと図解で解説。国別、業種別に進出時のポイントがよくわかる本。
内容説明
労働力、購買力、インフラ、輸送コスト、将来性…「中国の次」はこの8カ国。シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマー、インド。各国データがひと目でわかる折り込みシート付き。
目次
プロローグ なぜ今、「チャイナ・プラスワン」なのか?(中国頼みの時代は終わりつつある;アジア諸国は今、めざましい発展を遂げている!!)
第1章 なぜ、「中国だけではいけない」のか?(「工場」と「市場」という、中国の2つの魅力を考える;今後の中国ビジネスには、3つのリスクが付きまとう)
第2章 もう1国(プラスワン)をどう選ぶべきか?(「レバレッジ」と「リスクヘッジ」―2つの視点で考える;具体的なプランを立てて候補地を絞り込む;現地情報を精査して活動計画を立てる;事業形態から「プラスワン」候補を選ぶ)
第3章 各国データを整理する(日本で調べられるデータを収集する;各国の「運営コスト」を把握する;すでに進出している企業の経験則に学ぶ)
第4章 進出先として考えるプラスワン候補国(シンガポール―有利な税制を活かせば、アジア統括拠点の有力候補となる;インドネシア―世界第4位の人口を持つ、市場と労働力が魅力 ほか)
第5章 これからプラスワンになる国々(フィリピン―進出の難易度は高いが、英語が使えて教育レベルも高い;ラオス―タイとの結びつきが強く、うまく連携すれば参入しやすい ほか)