出版社内容情報
テレビ番組のディレクターという不規則な勤務体制の中でも、緻密な戦略により1日3回、どんな食事でも「一番美味しい食べ方」を見出してきた著者が教える「完食の作法」と、東京を中心とした行きつけの店を紹介するグルメガイド!
内容説明
グルメ番組ディレクターが解明したおいしさの方程式とは?放送業界人御用達の「東京の名店」から「お弁当」「ビュッフェ」を舞台に、あらゆる食事に応用できる「絶対にうまい食べ方」を紹介。
目次
第1章 放送業界御用達の名店グルメ攻略法
第2章 楽屋・スタジオの定番弁当の攻略法
第3章 名ホテルのランチビュッフェ攻略法
第4章 みんなで行く東京近郊グルメツアー
第5章 おいしさのカギはここにある
第6章 今日から試せるおいしい食べ方
著者等紹介
市島晃生[イチジマテルオ]
フリー番組ディレクター。グルメ、ダイエット番組を中心に、「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「ウンナンのホントコ!」「マジック革命!セロ」「100キロ超級ダイエット あの日に帰りたい」など人気番組の数々を担当
稲村美紀[イナムラミキ]
元・テレビ制作会社勤務、現在フリーライター。英国国立ウォーリック大学国際政治学科、ロンドン大学LSEにてメディア学修士課程修了。東京と英国の2つを拠点とし、取材・執筆を中心に活動。英国カルチャー情報サイト運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
16
カノッサの屈辱や料理の鉄人などに関わってきたディレクターが「いかにご飯とおかずのバランスを考え食事を楽しむか」という哲学を突き詰め数々の名店や弁当でそれを実演してみせた実にくだらない情熱に溢れた一冊。何の変哲も無いコンビニのサンドイッチすら具とパンをいかに綺麗にバランスよく味わうかという観点からゴリ押し式に力強く語るアホらしさ、しかしその具体的な切実性とセールで百円でなければ絶対買わなかっただろうが暇潰しに読むにはめっぽう向いているおバカな本。食事とは戦いなのだ。弁当の食べる順番コースの熱弁っぷりには笑う2016/10/03
ぴょる吉・アンジェリーナ・Y
3
まー、くだらないです(笑)どうしたらバランスよくおいしく、お米の一粒も残さずに食べるか?を真剣に考え、戦場向かう兵士のような気持ちで一食一食を食べて行くエッセイ。 ただし、ここに登場する店は全部うまいっ!決して高級店ではありませんが、食べ終わったあと確実に「あー、おいしかった。ごちそうさまっ!」っと心から思える店ばかりです。うーん。なんかお腹空いてきちゃった。2013/06/16
sawa
3
★★★☆☆ ここでいう「うまい食べ方」とは、「ごはんとおかずのバランスを考え、最後までおいしく完食する」という事。この本でも言及されてるけど、泉昌之の『かっこいいスキヤキ』内の「夜行」という作品にも出てくる美学。自分自身も量バランスはもちろん、最後の一口に何を食べるかを、あまり意識せずにやっている。みんなもそうかと思ってたけど、稀に、カレールーが足りないから足そう→ルーが余った→ごはんを足そう→ごはんが余った…みたいな「エンドレスカレーか!!」みたいな人を見かけると、殺意すら感じる。(図)2013/01/24
麦焼酎
1
あらゆる食事のベストな食べ方をマニアックに深堀りする本。市島というTV屋・・・ゴリッゴリに自分流を押し付けてくるので本で読むのはいいけど、身近にいたら最高に面倒でうざったい人間だな。薄いのでサクッと読めるが、読んだ後は別の意味で胃もたれします。笑2022/12/31
arnie ozawa
1
TV業界人のクソみたいな独りよがりな食作法。読み飛ばしできる面白本かと思いきや、読み飛ばしできてもつまらず。80年代、90年代のホイチョイプロダクション諸作を薄めて薄めて面白いところを抜いた感じ。2021/05/10