内容説明
放射能を「正しく怖がる」。「原子力村」出身だからこそ言える、誰も知らない本当のこと。放射能の基礎知識から「食材処理」まで。今知らないと、必ず後悔する70のこと。
目次
序章 今すぐ知りたい5つのこと
第1章 そもそも放射能って何?
第2章 被ばくの主犯、放射線の正体
第3章 なぜ放射線は体に悪いのか?
第4章 放射能から身を守る方法―外部被ばく編
第5章 放射能から身を守る方法―内部被ばく編
第6章 原発事故―これからどうすればいいの?
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
立命館大学名誉教授、同大学国際平和ミュージアム名誉館長。1940年、東京生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒。専門は、放射線防護学、平和学。1962年、東京大学工学部原子力工学科の第1期生として「原子力村」に入村し、原子力畑にかかわってきた。1970年代に入り、大学で教鞭をとりながら、東海村臨界事故の調査活動、反核運動、原発反対運動にとり組んだ。2011年に立命館大学を退職し、安斎科学・平和事務所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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びわまる
1
何だかこの先生、変わられた気がする。以前の著書やテレビ出演などで、どっちつかずの御用学者(御用ではないのに)とか批判されたことがこたえたのだろうか。それとも版元に、とにかくわかりやすく面白く!とかのせられてしまったのだろうか。今回の本は以前の本と違って、放射能は少しでもとにかく危ないぞ、という印象になってしまっている。最初のページからいきなり、得意の「がんあたりくじ」の話で受けを狙うような書き出し。がっかりした。わかりやすさばかりを求める読者が悪いのだろうけれど。2012/02/16
OKENJI
0
放射線の種類はわかりやすかった。2012/02/14