内容説明
ハーバード大学経営大学院教授マイケル・E.ポーターの『競争の戦略』は、世界中のビジネスパーソンに読み継がれている名著ですが、難解な内容ゆえ、その優れた理論を理解しきれていない人も多いといわれます。本書は、その名著のエッセンスを中心に、イラストや図版を豊富に使いながらわかりやすく解説しています。
目次
序章 『競争の戦略』を自分のものにするために
第1章 「ファイブ・フォース」のつかまえ方
第2章 競争に勝つための「三つの基本戦略」
第3章 競争環境を徹底的に分析する
第4章 業界の行く末について考える
第5章 総合戦略を立案する
著者等紹介
中野明[ナカノアキラ]
1962年滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。関西学院大学、同志社大学の非常勤講師を歴任。「それは自分にとって面白いことか」を基準に、経済・経営、情報通信、歴史の三本柱で執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pacino
4
ファイブフォース、SWOT、バリューチェーン、理解できました。日本がやってきた保護主義が失われた20年、30年を生んでしまったのかなとは確かに思う。レノボにIBMがThinkPadを売却する一方でNECは同社と合弁会社設立の事例。しかしその後のIBMをみるとバフェットも手放す程の状態。どちらも、あまりよくなかったような気がしますね。ちなみに今年のポーター賞を気になってみてみました。ヤッホーブルーイングと楽天銀行等。地銀再編、飲食業はどうなるのか。2020/12/01
piro
3
難解といわれるポーターの著作を読む前に、予習として読みました。 図解付きで説明されており大枠をつかむには良い本だと思います。2014/05/03
ラムネ
1
経営戦略の入門書。ファイブフォース・SWOTなど、経営戦略の基本的な事項が図解付きでわかりやすく書かれています。「競争の戦略」のサマリー本なので、ある程度の知識がある人には物足りなく感じるかもしれませんが、わたしには新しい知識もつき、既存の知識の復習にもなってとてもよかったです。2012/10/25
Masa03
0
わかっちゃいる。わかっちゃいるが。。。 ポーターの名著、『競争の戦略』を分かりやすく図解して解説した本。たぶん。 原著を読んでいないので、内容については論評しません。というかできません。 この本を読んでいる間に、グロービスの入門講座にお試しで参加しました。 知識はあるので、言われればわかる。わかるんだけど、咄嗟に出てこないし、だから使えない。 それじゃ意味無いんじゃぁ! と自分に歯がゆさを感じて…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2015/07/31
yoshi h
0
-2013/03/17