内容説明
株式会社アドバンスは、五十嵐勇太郎社長が一代で築きあげた会社だが、勇太郎は50周年記念パーティーの席で突然に会長に引退すると宣言し、新社長として紹介されたのは、一人娘の五十嵐圭子であった。新社長、五十嵐圭子は「2年後に社内の公用語をすべて英語にする」などの大胆な方針を打ち立て、アドバンスは、グローバルに通用する真の国際企業になるべく大きくかじを切った。主人公、山崎信吾と悠木杏はこの変化についていけるのか?そして会社はどうなってしまうのか?誰にでも起こりうる「もしあなたの会社が英語公用語になったら」のリアルストーリー。
著者等紹介
工藤紘実[クドウヒロミ]
株式会社テンナイン・コミュニケーション代表取締役。白百合女子大学を卒業後、総合商社で事務職を経験。一度は結婚退職したものの、通訳・翻訳サービス会社に再就職。まったく未経験の業界で、年間5億円以上の業績を上げた後、株式会社テンナイン・コミュニケーションを起業。同社は、東証一部上場企業やフォーチュン500企業などの大手企業を中心に700社以上、他にも官公庁などに通訳・翻訳サービスを提供しており、通訳者・翻訳者の登録は約3,800名以上、対応可能な言語はおよそ28カ国語にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小紫
5
ストーリー仕立てになっている、英語学習のノウハウを伝えている本なのかもしれませんが、勉強させたいのなら8ptかそこらぐらいしかない文字サイズの英文は勘弁して欲しい……いくらオバマ大統領の演説が立派でも、これをしっかり読めるほど、健康な若い目の持ち主以外は排除されるのかしらん、とヒガミ交じりに思ってしまいました。そして、話の上だと承知の上ですが、会社を英語化した社長も、社員も性悪過ぎてウンザリ(苦笑)。中国人はあからさまに日本の会社の技術目当てで転職していくし、ま、ある種現実なのでしょうけれど。《図書館》2015/06/19
bontapapa
1
出来過ぎな感じはありますが、なんとなくヤル気を起こしてくれます。 今、ipadで英単語を覚えているので、継続しようと・・・ 今は思います。(^_^;)2012/08/26
にこにこ
1
こんなにうまく行きゃ苦労はしないよ~というストーリーではあったけど、成功モデルのイメージとしてはいいかも。はあああぁぁぁ・・・・私も勉強しなくっちゃ2012/03/30
ひょくたん
1
著者の方は通訳翻訳会社を経営されていますが脚本家でもあります。 そのため、本著はドラマのシナリオを読むように、読み進めることが できました。 ある製造業の創業者がある日、娘(MBA経由外資コンサル)に社長を譲ります。 娘は会社のグローバル化のために英語を公用語にします。 会社の若手社員は英語を勉強せざるを得なくなります。 そこでいろいろと通訳仕込みの勉強法が紹介されます。 一方、ベテラン社員の中には反発するものもあり、娘(新社長)は悩みます。 そんな話です。 小説のハゲタカで、ミカドホテルを2011/06/05
檀上智紀 a.k.a. DJtmk!!
1
自分の会社も外資系で英語力が求められているので、どんなもんかと読んでみたが、小説+英語勉強方法+グローバル向けビジネスtipsな本だった。全体的に目新しい情報は無かったが、自分の将来を思い描き英語の勉強するためのモチベーション向上の役にはたった気がする。2011/05/05
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