内容説明
「無料(フリー)」で儲ける人たちだけが知っていること。「フリー」のマーケティング手法を日本の事例とともにコンパクトに解説。
目次
第1章 『フリー』は何を語っていたのか?(「フリー」という言葉から考えてみる;「フリーランチ」という戦略 ほか)
第2章 今なぜ「フリー経済」なのか?(デフレ不況が「フリー」を呼んだ;消費者の低価格志向が「フリー」を呼んだ ほか)
第3章 日本にはどんな「フリー」の試みがあるか?(自己完結型フリー;派生需要創造型フリー ほか)
第4章 「フリー」にはどんな落とし穴があるか?(「コスト」は消えない;「見せかけのフリー」は消えない ほか)
第5章 「フリー」をビジネスにどう生かすか?(マーケティング手法(1)「フリー」で提供するターゲットを絞り込む
マーケティング手法(2)魅力のない「フリー」は提供しない ほか)
著者等紹介
野口智雄[ノグチトモオ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授。1984年、一橋大学大学院博士後期課程単位修得。1993年より現職。1988年、『現代小売流通の諸側面』で日本商業学会賞を受賞。激変する日本の流通構造・企業活動・消費態様などに関して、理論と実証の両面から分析を試み、オリジナルなコンセプトや論理を提示している。新聞・テレビ・雑誌・ラジオなどのメディアでのニュースの解説、評論・ルポルタージュやエッセイの執筆なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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