中経の文庫
聖書の名画はなぜこんなに面白いのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806136101
  • NDC分類 723
  • Cコード C0170

内容説明

海外旅行に出かけ、有名な美術館にせっかく足を運んでも、何を描いているのか、さっぱりわからない…。もし、そうだとしたら何とも残念なこと。西洋絵画には、私たちにとっては馴染みが薄い旧約聖書・新約聖書を題材とした作品が数多くあります。聖書の物語の知識が少しあるだけで、絵を見る楽しみがグンと広がります。本書は、その手助けとなる初心者向け入門書の決定版。

目次

第1章 旧約聖書の物語(天地創造からアダムの創造へ;エヴァの創造、原罪と楽園追放;ノアの物語 ほか)
第2章 マリアとキリストの物語(マリア伝1 無原罪受胎;マリア伝2 受胎告知;マリア伝3 キリストの降誕 ほか)
第3章 聖女、聖人の物語とアレゴリー(キリストの弟子 ペテロとヨハネ;キリストの弟子 マグダラのマリア;サロメの物語 ほか)

著者等紹介

井出洋一郎[イデヨウイチロウ]
東京純心女子大学教授。府中市美術館館長。上智大学非常勤講師。美術評論家連盟会員。1949年群馬県高崎市に生まれる。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋美術史専攻)。山梨県立美術館学芸員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

21
文庫サイズの宿命か、せっかくの絵画が小さくて鑑賞しにくい。本文内の注も対応する箇所がどこかわかりにくかった。一部の絵画については所在地など、自分で調べる努力も必要。非常にあっさりとした、入門者向けの本。2013/10/17

Nat

20
図書館本。聖書の物語の解説を読みながら、聖書を題材とした作品を楽しむという本でした。これからも絵を読んで楽しんでいきたいです。収録されている絵がカラーでいいのですが、小さいのが残念!2019/11/27

つーこ

20
本当に聖書って奥が深いのね〜。全くもって全部を理解できたわけじゃないれど、どういった状況の絵なのかとかが少しは解ると、絵画を楽しむ事ができそう。ただ、内容はちょっと広く浅い感じが否めない。このトークはどこかでどこかで誰かが話した内容なの?そこはいいから、絵の内容や背景をもっと説明して!っていう気持ちでいっぱいです。2012/11/23

いたろう

19
聖書を題材にした絵画について、噛み砕いて(少々噛み砕き過ぎ?)説明してくれるありがたい本。今まで美術展で絵画を観て背景がわからなかったところがよく分った。言及されている絵画の写真が全部載っていないところ、文庫で絵が小さくて細部がよくわからないところがちょっと残念。2013/05/20

こぽぞう☆

18
最近本の整理をしてずいぶん前に買って読んでなかった本。多分この本を買った後にいろいろ読んだのもあって、半分くらいは知っていることだった。「ギャラリートーク」と題された会話がたくさん入るが、読者の設定が大学院生。ど素人じゃないので面白かった。オールカラーの図版は15世紀から18世紀のものがほとんど。もう少し幅があっても良いのでは?見たことない(書籍等でもという意味で)絵も多くそこはなかなか。聖書の説明は超特急で進むので注意。2018/11/26

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