内容説明
注射一本で腰痛から開放されるペインクリニック。本書ではこの「ペインクリニック」の治療例や適応症そして治療法を伝えます。
目次
第1章 注射一本で腰の痛みが和らいだ(完全回復をめざす(K・Kさん(現在五九歳、男性))腰部脊柱管狭窄症
治療三日で快方に向かう(G・Iさん(現在七一歳、男性))腰椎椎間板ヘルニア ほか)
第2章 腰痛以外にこんなに多いペインクリニックの適応症(神経ブロックの効果が期待できる適応症;医者は手に職のある職人―がん性疼痛(すい臓がん):T・Aさん(当時六二歳、男性)の場合 ほか)
第3章 痛みをどう伝えれば、治療に効果があるだろうか(どこが痛みますか?;いつも同じ場所が痛みますか、それとも痛い場所が変わりますか? ほか)
第4章 ペインクリニックで行なわれる腰痛治療(患者さんの役に立つペインクリニック;神経ブロックとはどのようなものか ほか)
第5章 腰痛を和らげるため、また腰痛を起こさないために(日常生活で心がけること;腰痛体操 ほか)
著者等紹介
宮崎東洋[ミヤザキトウヨウ]
医療法人将道会東京クリニック院長。順天堂大学名誉教授。1941年、中国江蘇省徐州市生まれ。1965年順天堂大学医学部卒業。1966年痛みの治療をめざして、順天堂大学医学部麻酔学教室に入局。1975年、米国へ。帰国後も終始一貫痛みの治療(ペインクリニック)に取り組む。1993年、順天堂大学医学部麻酔科教授に就任。2001年、初めてわが国の大学に痛みを研究テーマとする部門としてペインクリニック研究室を創設。2003年麻酔科学教室とペインクリニック研究室を合併し主任教授になる。この間、日本ペインクリニック学会、日本疼痛学会、日本慢性疼痛学会、日本局所麻酔学会、日本在宅医療研究会、日本ニューロモデュレーション学会、HIT研究会などの会長・理事・世話人などを歴任。その他日本麻酔学会、日本頭痛学会、日本麻酔薬理学会、日本顔面神経研究会など関連する学会の役員も務め、多くの学会の名誉会員となる。現在も日本慢性疼痛学会理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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