出版社内容情報
勤労、分度、工夫、率先垂範・・・。二宮尊徳が行った農村復興の方法は、現代の政治や経済に対して、大きなヒントと具体的な解決方法を示唆している。
内容説明
この大不況を乗り越える成功の秘訣は「二宮尊徳」にあり!二宮尊徳の現代の私たちへのメッセージ「七つの成功の実学」を今こそ学べ。
目次
第一の成功実学 救済
第二の成功実学 勤労
第三の成功実学 分度
第四の成功実学 推譲
第五の成功実学 工夫
第六の成功実学 心田開発
第七の成功実学 率先垂範
著者等紹介
瀧澤中[タキザワアタル]
1965年、東京都出身。駒澤大学法学部上條末夫研究室卒。作家・政治史研究家。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 経営にとっては、もちろん株主もお客様も大切だ。しかし、社員が幸せでない会社の商品など、決してお客様を喜ばせるわけもなく、ゆえに、業績も良くなるわけがない。二宮尊徳の考え方に従ってみると、経営再建とはすなわち、社員の幸福をどうすれば実現できるのかに絞る。10円の賃金を払って田畑を整備すれば、それによって収穫が増え、結果として収入が大いに増える。現代の企業経営でいえば、経営者個人の資産を直接的に事業に投下して売上を増やし、社員の給料を上げ、さらに自身の収入も増やす、ということです。2018/06/28
Rusty
0
読まされた本。話は浅いが、こういう見方もある、ということで。しかし無駄に文字が大きくてページがかさむし本のサイズも大きい。せめて新書サイズにすればいいのに。2013/01/24