中経の文庫
横浜今昔散歩

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806133759
  • NDC分類 213.7
  • Cコード C0125

内容説明

150年前まで、戸数わずか百戸程度の半農半漁の寒村だった横浜が、黒船来航、日米和親条約締結、そして開港といった出来事を経て、日本を代表する国際港湾都市への発展を遂げる。その移り行く姿を明治・大正・昭和初期の絵はがきや古写真を通して眺めることができる一冊。横浜の散歩や観光に便利なカラーの文庫本。『東京今昔散歩』に続く、シリーズ第2弾。

目次

横浜開港
横浜港、大桟橋
海岸通り、山下公園
山下町、中華街
山手
元町
横浜三塔
横浜公園
本町通り、弁天通り
赤レンガ倉庫、万国橋
馬車道
伊勢佐木町
横浜停車場、桜木町駅
野毛

著者等紹介

原島広至[ハラシマヒロシ]
昭和41年、東京都生まれ。歴史・サイエンスライター、エディトリアル・デザイナー、マルチメディア・クリエイター。3DCG作家。明治・大正時代の絵はがきや古写真、古地図(江戸切絵図など)の蒐集家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オリーブ

9
「横に長い浜」という由来を持つ横浜(諸説あり)。入海の干拓によって造成されたこの横浜村は開港前まで100軒足らずしか家がなかったらしい。それがペリー来航によって開港した後は外国人居留地の開発で文明開化の香り漂う地に。明治以降の手彩色絵はがきをみているだけで、当時の日本人がこれから迎える横浜の発展に浮き立つ様子が感じられてワクワクしてしまう。西洋文化の象徴である建物や桟橋に浮かぶ船や舶来品を観ていた着物姿の人たちは日本にいながら西洋に行ったかのような気持ちだったのではないだろうか。2017/01/29

雲をみるひと

8
過去の絵葉書をもちいて新旧の横浜を比較した企画本。震災や戦禍の影響で横浜には古い建物はあまり残っていないが、開港時から町の基本プランは変わっていないので、昔に思いを馳せながら町歩きをすることができる。2019/02/19

vinlandmbit

7
古本屋で購入。地理歴史系書籍でこんなに満足できたものはなかなか無かった一冊。特に横浜桜木町、元町あたりに行ったことある、よく行く人なら必読書。明治初期から現代までの移り変わりを垣間見れます。あと個人的に驚きだったのは横浜の関東大震災の甚大な被害。。大震災の前は西洋のレンガ造りの風靡な建物達が失われてしまった事実も知る事が出来ました。2018/04/24

らっそ

6
読み返す。7年前、まさか本に描かれてる場所で働くなんて思いもよらなかったなー。2016/09/27

ひさか

3
2009年6月5日発行。「彩色絵はがき、古地図から眺める」とタイトルにある通り、絵はがきから紐解いて語られる当時の事情は圧巻。シャーロックホームズばりの推理と資料調査のたまものです。楽しかった。東京今昔散歩という同じ著者のものがあるのでそれも楽しみになりました。2013/11/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/187475
  • ご注意事項