内容説明
何歳でも、どんな仕事をしていても、どこに住んでいても、人は必ず「ひとり時間」を体験します。だから「ひとり時間」をどう過ごすかは、とても大事でおおいに工夫してみる価値のある大切なテーマ。既刊『「ひとり時間」のススメ』では書ききれなかった、もっと豊かで素敵な人生を送るためのヒントがつまった本。
目次
1 すっきり豊かに暮らす贅沢(「ひとり時間」に「ひとり空間」作り;見えない贅沢…お香を焚く ほか)
2 簡単なのにおいしい贅沢(炊きたて丁寧ごはん;おうちのカプチーノ ほか)
3 人生を豊かにする贄沢趣味(ひとり贄沢スクラップ;中山式縦型旅行 ほか)
4 鏡を見るのが楽しくなる贄沢(目の輝きと笑顔というジュエリー;すてきな自分になるためのアドヴァイス集 ほか)
5 愛する贄沢、愛される贄沢(自分を愛せる人が、人をもよく愛せる;エレガントと幸福の反対語は「投げやり」 ほか)
著者等紹介
中山庸子[ナカヤマヨウコ]
1953年、群馬県生まれ。女子美術大学、セツ・モードセミナー卒業。県立高校の美術教師として15年間勤務したのち、念願だったイラストレーターとなる。自らの夢を実現した体験とその方法を綴ったエッセイ『夢ノート』シリーズで読者の圧倒的な支持を集め、以後、イラストレーター、エッセイストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らじこ
31
ひとりの時間にわくわくしてくるような、まったりと穏やかでいながら活力に満ちた本だった。書いてある内容はわりと普通に思いつき、実行しているようなことなので目新しさはなく、新たにしてみたいことというのもなかったけれど、作者のひとりの時間に対する考え方が好きだ。ひとりの時間を楽しみ、それでしか味わえない時間を贅沢なものとして味わっている。そうわかる文章にそそられた。丁寧に味わって日々を生きている。松浦弥太郎の著書なども思い出す。自分の人生を大切に生きている人の文章に、少しだけ「孤独」への恐れも引くように感じた。2015/06/14
智湖@ベルばら同盟副会長
28
ひとりの時間が楽しくなる本。この本の魅力をよく表している(本文中の引用)田辺聖子さんの言葉がこれ。「両手に抱えきれない贅沢より、手のひらに乗る贅沢が好き」次のひとり時間はどう過ごそうかな♪2021/02/12
橘
16
なんだか小説の気分じゃない、と選んでみましたが、とても良かったです。ひとりを充実させることで、他の時間も充実出来そうな気がします。「投げやり」にしないよう、余裕を持ち、自分を好きになることから始めます。2015/11/11
せっかちーぬ
10
庸子センセの贅沢イロイロ。ひとりでいるチャンスがあるからこその手抜きと手入れ。白ごはんと明太子だけでも、キレイに盛りつけたり、自分のためだけに熱い番茶淹れたり。お花飾る、お香焚く。些細なことだけど「私のためだけに準備」する時間を持てることが、すでに贅沢なのだろうな。と思った。私はこれからお香を炊きます♪2020/12/06
おくちゃん🌹柳緑花紅
9
会社帰りにカフェに寄って珈琲と共に読みました。ひとり贅沢のひとときでした。真似たい事盛りだくさん!自分を愛せる人が人をもよく愛せる。愛ある日々を送ろう!偶然、明日自分専用の椅子と読書ライトが届く・・・ベストタイミングで出会った本。だから読書はやめられないって思わせた本です。2012/07/20