内容説明
生き方の「お手本」が、ここにある!2007年2月、東武東上線ときわ台駅で、線路内に立ち入った女性を助けるために殉職された宮本警部。絵本『伏してぞ止まん』で、その感動的な行動を広めた著者が宮本警部の生き様にさらに深くせまる。
目次
第1章 殉職(事故;救出;広がる祈りの輪;殉職;「語り継ぐ」決意)
第2章 お手本(現代の「寺子屋」づくり;お手本探し)
第3章 三つの誠(誠実・誠心・誠意;伏してぞ止まん;宮本さんに連なる日本人の系譜;絵本の反響)
第4章 覚悟(教える力;美しい言葉による躾;歴史に学ぶということ;千年の土台と六〇年の過誤;大人の覚悟)
著者等紹介
山口秀範[ヤマグチヒデノリ]
(株)寺子屋モデル代表世話役。昭和23年、福岡市生まれ。昭和47年、早稲田大学政経学部卒業後、大成建設(株)入社。ナイジェリア、英国、米国など15年間にわたり海外赴任。平成6年に帰国、国際事業本部企画管理室長。平成8年、教育再生を志し、同社を依願退職。平成9年、社団法人国民文化研究会理事・事務局長。平成17年、福岡市に(株)寺子屋モデルを設立、大人向け・子供向けに偉人伝を語り聞かせる「寺子屋事業」を各地で展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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0717
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著者が時折産経新聞(九州版)にコラムを書いておられ、それを読んで知りました。寺子屋モデルという生きて行く上でお手本となるような偉人伝を子供達を中心に教え、古事記の勉強会等も主催されてるようです。宮本警部の話も、すみません、本書で初めて知りました。これから父親、母親になる方にお勧めの本です。2014/06/16
Re
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ならぬことはならぬものです、が印象的でした。 納得と言えば納得ですが、それでは納得できない!というのが、必要とされている好奇心というものじゃないのかなって思ったり。 2012/02/19
Mayuko Yoshizaki
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私たちは知らないことが多すぎる。 何が良いことか判断するには知らなければならない。 知らないまま大人になってヒトを育てて…って怖いな。2012/11/19