内容説明
世界にも類を見ない長期安定社会で、さまざまな文化が発展した江戸時代。これもひとえに徳川幕府による長期安定政権のおかげでしょう。本書では、教科書でも習わなければ、時代劇でもお目にかかれない徳川幕府の舞台裏を紹介。これを読めば、時代劇、時代小説もいちだんとおもしろくなること請け合いです。
目次
第1章 徳川家発祥の謎
第2章 長期安定・徳川政権誕生の謎
第3章 将軍位継承の謎
第4章 徳川の天下を騒がした事件の謎
第5章 徳川将軍素顔の謎
第6章 徳川大奥の謎
著者等紹介
小泉俊一郎[コイズミシュンイチロウ]
1947年、福島生まれ。福島県立福島高等学校を経て山形大学人文学部経済学科卒業。大学での専攻は日本経済史。出版社勤務ののちにフリーとなり、出版、放送、広告・広報の分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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文章で飯を食う
13
大奥で生まれた将軍の少なさにびっくり。元々、将軍家の血統を継ぐための機関なのに。ローマ帝国も子供より養子が継ぐときの方が、善政が多かった。話半分としても、面白いエピソードの多い本だった。2016/05/08
しーふぉ
8
徳川家達に大命が降りたことがあったのか・・知らなかった。2014/04/20
みかん丸かじり
2
德川家について書かれていたが、家康や綱吉、吉宗など学校のテストに出るような名前以外の将軍もいて、すごく混乱してしまった。授業ではなかなか習わないような話は興味深かった。2014/06/06
かえる
1
『磯野家の謎』的な本?小説の断片を51個分詰め込みました…みたいな。おもしろいところはおもしろい、興味ないところは興味ない。作者の将軍に対する好き嫌いもわりと入っていたかな。2011/08/02
Hachi_bee
1
チェリーブラボーさんが先におっしゃっていることに強く同意。著者は[はじめに]で慎重に言い訳をしているのですが、その言い訳が本文をさらに面白くする隠し味になっている感もあります。電車での移動中にざっくり読ませていただきました。2009/08/29
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