内容説明
幼少のころに受けた父親からの暴力、両親の離婚、母との別れ、祖父母との貧しい暮らし、中学生時代からの新聞配達、挫折続きだった進路選択。それが「ボートに乗れば、年収1000万円」というCMにひかれ入った競艇の世界で賞金6億円を稼ぎ出すまでに…。彼女の原動力は、専業主夫となり妻を支える邦博さんのやさしさと子どもたちへの無償の愛―。生きることに人一倍不器用だったからこそ見つけた、私の生きる道。
目次
第1章 アスリート―男か女かは関係ない。年齢も関係ない。
第2章 生い立ち―「ここから飛び出したい」と思い続けて
第3章 競艇選手への階段―「逃げない」強さを手に入れて
第4章 トップレーサーへの道―すべては勝利のために
第5章 めぐり合い―心優しい彼がくれた宝物
第6章 戦場への復帰―家族とともに闘うという幸せ
第7章 次女誕生―自分の人生や勝負は自分自身で勝ち取るもの
第8章 再会―母となった今だからこそ、会いたい。
著者等紹介
日高逸子[ヒダカイツコ]
1961年10月7日、宮崎県都城市生まれ。競艇選手。小学校1年のとき、両親が離婚、同県串間市の父方の祖父母宅で育つ。宮崎県立福島高を卒業後、南郷信用金庫や都内の旅行会社OLを経て、競艇選手になる。1985年5月芦屋競艇場で初出走。主なメジャータイトルは女子王座決定戦(1989年、2005年)。獲得賞金は6億48,933,184円。優勝回数53回。1着は通算1,466回。(2008年5月25日現在)。家族は、専業主夫の夫、長女、二女。身長155センチ、49キロ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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旗本多忙
紗夜