私は、迷わない。―46歳・現役トップレーサー・母そして妻

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私は、迷わない。―46歳・現役トップレーサー・母そして妻

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806130505
  • NDC分類 788.6
  • Cコード C0095

内容説明

幼少のころに受けた父親からの暴力、両親の離婚、母との別れ、祖父母との貧しい暮らし、中学生時代からの新聞配達、挫折続きだった進路選択。それが「ボートに乗れば、年収1000万円」というCMにひかれ入った競艇の世界で賞金6億円を稼ぎ出すまでに…。彼女の原動力は、専業主夫となり妻を支える邦博さんのやさしさと子どもたちへの無償の愛―。生きることに人一倍不器用だったからこそ見つけた、私の生きる道。

目次

第1章 アスリート―男か女かは関係ない。年齢も関係ない。
第2章 生い立ち―「ここから飛び出したい」と思い続けて
第3章 競艇選手への階段―「逃げない」強さを手に入れて
第4章 トップレーサーへの道―すべては勝利のために
第5章 めぐり合い―心優しい彼がくれた宝物
第6章 戦場への復帰―家族とともに闘うという幸せ
第7章 次女誕生―自分の人生や勝負は自分自身で勝ち取るもの
第8章 再会―母となった今だからこそ、会いたい。

著者等紹介

日高逸子[ヒダカイツコ]
1961年10月7日、宮崎県都城市生まれ。競艇選手。小学校1年のとき、両親が離婚、同県串間市の父方の祖父母宅で育つ。宮崎県立福島高を卒業後、南郷信用金庫や都内の旅行会社OLを経て、競艇選手になる。1985年5月芦屋競艇場で初出走。主なメジャータイトルは女子王座決定戦(1989年、2005年)。獲得賞金は6億48,933,184円。優勝回数53回。1着は通算1,466回。(2008年5月25日現在)。家族は、専業主夫の夫、長女、二女。身長155センチ、49キロ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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旗本多忙

2
日高は強すぎる。オッズが低いから殆ど買わない。競艇が好きだった頃の話だ。その頃にこの本を読んだ。宮崎の片田舎から製菓学校に行くために東京に出た彼女は、貧乏な生活を送っていた。ある日友人宅でテレビCMの「ボートに乗って1000万」に魅了される。そして彼女は本栖湖競艇学校に入る。男女混合で厳しい訓練に挫折するも、同郷の教官の言葉に救われる。晴れて女子競艇レーサーになった彼女はトップに君臨し〝グレートマザー〟と呼ばれる。 忍耐と努力で掴んだ幸せでしょうかね。私は舟券買うのに迷いますがね。

紗夜

0
さすがグレートマザー!日高逸子。文章は文筆家でもない、やっぱり競艇選手なのだけど、内容が内容なのであっという間に読んだ。この本を知ったきっかけである夫の本も何度も読んでいるが、こちらもとても印象に残る。もっともっと良い生活を求めて、もがきながら、歩いて来られた人生。それも、あまり恵まれていない育ちかたがあったからこそだと思う。夫である邦博さんの本を偶然図書館で見つけて手に取らなければ、この本もまた知らないままだったろう。競艇の世界は今まで未知だったけど、逸子さんと邦博さんによってまたつながってゆくのかな。2011/06/06

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