内容説明
日本人の自立が遅れているといわれて久しい。なかでも指摘したいのは、「孤独に弱い」ということ。つまり人に依存することが近年、顕著になっている状況にある。本書は、「一人がこわい」という心理を入り口に、日本人の性格の歪みを中心にまとめた。
目次
第1章 「一人がこわい」のはなぜか
第2章 「ひきこもり」という病
第3章 他人化する家族
第4章 日本人の性格が生む精神障害
第5章 人生のストーリーをどう生きるか
第6章 なぜ「いじめ」はなくならないのか
第7章 最近増えている精神障害
著者等紹介
町沢静夫[マチザワシズオ]
精神科医・医学博士。1945年新潟県生まれ。東京大学文学部心理学科、横浜市立大学医学部卒業。東大附属病院分院神経科、国立精神・神経センター精神保健研究所室長を経て、2004年町沢メンタルクリニックを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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