内容説明
荒凡夫のごとく生きたい!自由な凡人を自称する俳界の巨匠、金子兜太のわが俳句人生。
目次
第1章 戦争体験(私の戦争体験と俳句;付・私の戦争体験)
第2章 私を育てた郷土・肉親(受け継いだDNA;産土・秩父の風土に育てられる)
第3章 自画像(蛙と柿と雪;荒凡夫 ほか)
第4章 師・先輩・友人たち(師・加藤楸邨を語る;白虹と連作と横山白虹のこと ほか)
著者等紹介
金子兜太[カネコトウタ]
1919年埼玉県生まれ、秩父に育つ。旧制高校在学中に作句開始。1941年より加藤楸邨に師事。東京大学経済学部卒業後、日本銀行に入行。1955年、第一句集『少年』刊、翌年現代俳句協会賞受賞。1962年、俳誌「海程」創刊。前衛俳句、社会性俳句の旗手として活躍。日本現代詩歌文学賞、NHK放送文学賞、紫綬褒章、蛇笏賞などを受賞。現在、日本芸術院会員、現代俳句協会名誉会長。1987年より「朝日俳壇」選者。軽妙な語り口の講演には、「俳句が楽しく勉強できる」と定評がある。また、日本全国にとどまらず、欧米、中国の俳句普及にも尽力し、精力的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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