内容説明
管理職には、管理職としての立場と役目がある。部下の機嫌をとるような、ケジメのない腰抜け上司ばかりでは、会社の未来はない。サラリーマン体質から決別した、責任自覚型の「強い幹部」を育成するにはどうすればいいか。著者の豊富な研修指導を背景にした、幹部育成のための必読書。
目次
第１章 上司と部下は、こんなに違う―管理職の立場、そのあり方（上司と部下の歪んだ関係；会社の意思決定と社員の立場 ほか）
第２章 部下を生かすも殺すも幹部しだい―管理職はどうあるべきか（サラリーマン幹部からの脱却；ダメな上司、普通の上司、良い上司 ほか）
第３章 幹部が変わらなければ、会社は変わらない―強い幹部をつくる（幹部に必要な経営者的感性と能力；企業改革と幹部の自己革新 ほか）
第４章 さあ、今こそ部下を叱るぞ―社内の規律と部下の管理（部下を育てられる上司、育てられない上司；部門の指導と部門の管理 ほか）
第５章 本気で部下を叱れる自分になる―指導者にふさわしい上司の成功哲学（「叱る」と「怒る」の違い；幹部の成長、会社の成長 ほか）
著者等紹介
氏家康二［ウジケコウジ］
１９５８年愛媛大学卒業後、井関農機で社長室人事課長、営業本部企画室長などを歴任。７０年ユニ・チャーム入社、取締役社長室長、海外事業本部長、関連会社代表取締役などを歴任し、７６年（株）中央経営研究所を設立。現在、同社代表取締役。ほかに日本Ｄ２Ｐ経営協会理事長、生涯現役国際村理事長、ポラス（株）相談役などを兼任。幹部を対象にした「Ｄ２Ｐ訓練」は有名で受講者は２０００社９万７千人を数える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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