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カラー版 聖書の名画を楽しく読む

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806126355
  • NDC分類 723
  • Cコード C2071

内容説明

海外旅行に出かけて、有名な美術館にせっかく足を運んでも、何を描いているのか、さっぱりわからない…。もし、そうだとしたら何とも残念なことではないでしょうか。西洋絵画には、日本人の私たちにとっては馴染みが薄い旧約聖書・新約聖書を題材とした作品が数多くあります。「アダムの創造」(ミケランジェロ)、「バベルの塔」(ブリューゲル)、「受胎告知」(アンジェリコ)、「最後の晩餐」(ダ・ヴィンチ)…。これらの作品は、聖書の物語をちょっと知っておくだけで、鑑賞の楽しみがグンと広がります。名画を楽しく読めるようになります。本書は、その手助けとなる初心者向け入門書の決定版です。

目次

第1章 旧約聖書の物語(天地創造からアダムの創造へ―神は一人で空、海、大地、生き物、人間を造った;エヴァの創造、原罪と楽園追放―神に背いたアダムとエヴァはエデンの園を追われた;ノアの物語―神はノア一家を残して堕落した世を大洪水で滅ぼした ほか)
第2章 マリアとキリストの物語(マリア伝(1)無原罪受胎―神の子イエスを産み育てる母として選ばれたマリア
マリア伝(2)受胎告知―「神の子を身ごもった」と天使がマリアに告げる
マリア伝(3)キリストの降誕―星に導かれ東方の三博士が聖母子に礼拝を捧げた ほか)
第3章 聖女、聖人の物語とアレゴリー(キリストの弟子・ペテロとヨハネ―キリストは十二使徒に神の業を行なう権威を授けた;キリストの弟子・マグダラのマリア―キリストに従い、キリストに愛された美しい聖女;サロメの物語―母に唆されてヨハネの首を取るアンチ・ヒロイン ほか)

著者等紹介

井出洋一郎[イデヨウイチロウ]
東京純心女子大学教授。上智大学非常勤講師。美術評論家連盟会員。1949年群馬県高崎市に生まれる。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋美術史専攻)。山梨県立美術館学芸員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菊地

3
聖書の名画を見るための基本知識を教えてくれる本。 コンセプトや語っている内容自体はそう悪いものでもないんだけど、説明で名前が出てくる絵画の写真が掲載されていない、ということが多過ぎて色々と台無しになっている。 著者達にとっては「知ってて当然」というくらいの有名絵画なのかもしれないけど、そもそも知識が少ない人が「知識を深めたい」という本なのに読む側を突き放しているような構成になっていることには疑問が残る。 さらにはせっかくのカラー版なのに写真が小さかったりしているのも、せっかくの名画なのに勿体ない。2023/03/22

ツン

1
図書館本。全くの無知だけど宗教画に興味を持ったので手に取ったが、初心者すぎてちょっと置いてけぼりだったな……コラムよりも絵をもう少し大きく見たかった。2021/04/29

なおこっか

1
軽い語り口だが、取り上げられた絵画が多く、情報量は意外とあった。名画、と言われる巧みで見易く好もしい絵を題材にしている為、ポイントはおさえやすい。ただやはり現在の己の知識だけでは、絵画を“読む”のは難しい。使徒のおじさま方は未だにちんぷんかんぷん。それにしてもミケランジェロの才能の突出ぷりときたら。“感じる”だけで圧倒される力があるので、ついつい受動的に観てしまうよなぁ。2018/04/14

柄子

1
予習できまみた2012/02/04

おとなふみちゃん

1
各名画に関する聖書説明と鑑賞のポイントが書いてある。熟読はしなかったが、ウフィッツィ美術館で見た絵画があってうれしかった。 ウフィッツィ、ルーブル、メトロポリタン、アムステルダム美術館へ行く予定がある方は一見を。2010/05/03

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