内容説明
謙虚であること、愚直であること、人を思いやること。愛する者のためには自らの命を捨て去ること。このような人間の高貴な本質に気づかせることを、長年教育の基本に据えてきた名物校長・小川義男。少年時代の父とのエピソードや、最近の高校生に思うこと、国際社会に生きる難しさなど、生徒やその父母に伝えたい思いをまとめた一冊。
目次
第1章 気品と教養ある人物とは(気品;人間を矮小化してはならぬ ほか)
第2章 謙虚に、愚直に生きよう(挨拶に人生を;謙虚さを失うな ほか)
第3章 知育なくして徳育なし(知育なくして徳育なし;国民の国語力を向上させよ ほか)
第4章 世界の中の日本を思う(初めて見たアメリカ兵;ペリカン君の想い出 ほか)
著者等紹介
小川義男[オガワヨシオ]
1932年、北海道生まれ。私立狭山ヶ丘高等学校校長。51年道立滝川西高等学校卒業後、中学校の代用教員を務める。59年、北海道教育大学札幌分校を卒業。北海道および東京都で公立小学校の教諭・教頭・校長を歴任。その間、亜細亜大学大学院法学研究科、ならびに早稲田大学大学院商学研究科の各修士課程を修了。92年、学校法人狭山ヶ丘学園常任理事に就任、96年より現職。現在も勤務と並行して、早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程に在籍し、旧日本陸軍統制派に関する研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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