内容説明
思考技術というと難しく聞こえるが、要は、問題解決のために順序立てて考え、その原因を突き止め、最適な解決策を見つけるために「考え抜く力」を身につける技術のことである。こうした能力を身につけるには、問題解決/意思決定の巧みな人、いわゆる「できる人」「切れる人」の技術、スキル、ノウハウを真似すればよいのだ。何度も真似していれば、必ず自分のものになる。本書は、優れた経営者、管理者、研究者たちの問題解決/意思決定の思考過程をつぶさに観察し、そこにある共通点を整理・体系化したものである。
目次
プロローグ 問題が難しければ難しいほど「考え抜く力」が試される
第1の鍵 トラブル発生の原因をすばやく見つけ出す(原因究明の巧みな人は7つの思考ステップを踏む;経験からの当て推量は結論を誤りやすい ほか)
第2の鍵 失敗しない選択決定の手順を身につける(最終決定に到達する8つの手順;何を重視するかによって結論は変わってくる ほか)
第3の鍵 ビジネスに不可欠なリスク管理はこうする(「できる人」のリスク管理手順7つのポイント;「転ばぬ先の杖」がトラブル対策の基本 ほか)
第4の鍵 複雑な状況のなかから課題を摘出する(「できる人」は5つの思考ステップを踏む;「解くこと」と「解決すること」を一緒にしない ほか)
著者等紹介
今井繁之[イマイシゲユキ]
1965年明治大学商学部卒業。(株)リコー、ソニー(株)に勤務。ソニー(株)に勤務の間、論理的問題解決法であるKT法(ケプナー・トリゴー法)の社内講師を勤める。1986年ソニー(株)退社後、(株)デシジョンシステムで同種の問題解決法であるEM法の研修講師を務める。1990年に独立して(株)シンキング・マネジメント研究所を設立。現在、研修講師として多方面で活躍。シンキングマネジメント研究所代表取締役所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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