スズキのインド戦略―「日本式経営」でトップに立った奇跡のビジネス戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806124573
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C2034

内容説明

現在、スズキはインドで独り勝ちといわれている。これはひとつの合弁企業が生み出した奇跡だった。身分制度や文化の違いを超えて根付いた「日本的経営」とは。「大国インド」で日本企業が進むべき道とは。創業期から現場の経営トップとして走り続けた著者による、スズキのインド戦略のすべて。

目次

対談 「目指してきたのはインド」(鈴木修(スズキ会長)×R・C・バルガバ(マルチ・ウドヨグ社元社長))
第1章 インド最大の自動車メーカーになった「風の神」マルチ
第2章 人をつくる、組織をつくる
第3章 インドでクルマを売るということ
第4章 部品メーカーを育てる―インドのものづくり
第5章 販売・マーケティング―「インド市場」の実像

著者等紹介

バルガバ,R.C.[バルガバ,R.C.][Bhargava,R.C.]
マルチ・ウドヨグ社元代表取締役。RCBコンサルティングCEO。1934年生まれ。アラハバード大学にて数学修士を取得後、1956年にIAS(Indian Administrative Service:日本のキャリア官僚に相当)に任官、エネルギー省局長、バーラット重電機公社(BHEL)理事などを歴任後、1981年マルチ・ウドヨグ社の設立に役員として派遣される。1985年にインド政府よりマルチ・ウドヨグ社の社長に任命され、1992年マルチ社がインド政府との50%ずつの折半企業になると、スズキからの指名で再度マルチ社の社長に就く。1997年退任。現在は社外取締役を務める。IIT(インド工科大学)コルカタ校理事会メンバーで、インド工業連盟等の財界活動にも力を注ぐ、インドを代表する親日家

島田卓[シマダタカシ]
1948年生まれ。インド・ビジネス・センター代表取締役社長。岐阜女子大学客員教授。明治大学商学部卒業後、東京銀行に入行。91年よりインド・ニューデリー支店次長。95年に帰国、97年より現職。インドの政財界に幅広いネットワークを持ち、インドビジネスに精通。テレビ出演、講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masaki

1
バルガバ氏と鈴木修氏の出会いがインドにおける自動車界に奇跡を起こした。ビジネスに関わる身として、彼らがインドで成し遂げた事がいかに難しいかとてもよく分かる。それと同時に根気強く一つ一つ課題を潰していき誰もが不可能と思っていた目標を大きく上回る成果は感動を覚えずにいられない。2019/06/17

マサ

0
足を引っ張りがちなインド官僚側の人間であった著者が、日本的経営システムを理解し、マルチに浸透させていったのは、すごいことだ。 ないないずくしのところから、一から生産・販売のネットワークを築き、シェアトップの地位を確立したのには、執念を感じる。2014/06/24

SK

0
インドでの日本企業最初の成功事例!2011/01/17

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