目次
第1章 論理的でわかりやすい文章―7つの法則(ワンセンテンス・ワンメッセージ;意味がはっきりわかる文章 ほか)
第2章 文章作成のテクニック(文末の表現を意識してみよう;分析すればネタの発見につながる ほか)
第3章 まとまった文章を書く ステップ1 準備(まとまった文章を書くための3ステップ;手順1 テーマ名の仮決定 ほか)
第4章 まとまった文章を書く ステップ2 目次の作成とコンテンツの確定(目次構成の技術を知っておこう;見出し候補の列挙から目次作成まで ほか)
第5章 まとまった文章を書く ステップ3 執筆と仕上げの技術(目標時間を決めて執筆する;「何を伝えたいか」を意識して書こう ほか)
著者等紹介
西村克己[ニシムラカツミ]
1956年岡山市生まれ、大学教授、経営コンサルタント。1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修士課程修了。富士写真フイルム株式会社を経て、90年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院「工学マネジメント研究科」教授。専門分野は、MOT(技術経営)、プロジェクトマネジメント、経営戦略、戦略的思考、図解思考(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よかちん
4
日常でよく使うちょっとした文章を書くノウハウを参考にしたく借りましたが、どちらかと言うと、ガッツリ論文やレポートを上手に書きたい人向けの本かと思います。「ワンセンテンス・ワンメッセージ」、「代名詞を多用しない」、「接続詞を使って文章を自然につなぐ」、「論理の三要素→①出張②データ③論拠」、「事実と判断を明確に区別する」、「具体的な事例は読み手の理解を助ける」、相手が正しく理解できるように常に意識してかく。。2022/10/07
ゆ。
1
目次を作って、情報収集してから、執筆開始とは、メカラウロコ。これまで、技術文書はある程度データを揃えたら、書きながらストーリーを考え、追加データや追加検討してました。。。そう言われたらそのとおりで、今後は意識して書こうと思った。2013/05/28
洋平
1
ワンセンテンス・ワンメッセージが基本。1つの句点「。」までの間に込めるメッセージは1つに留める。接続詞を省略しても意味が通じる場合は省略する。「主張」を三角形の頂点、「データ」「論拠」を底辺とした、三角ロジックを頭に置く。修飾語に惑わされずに主語・述語を意識して書く。ミッシー(説明にモレあるいはダブリがないようにする)には5W1H(Who,What,Why,When,Where,How(How much))の構成要素が不可欠。
まる@珈琲読書
1
★★★★★ 再読。論述試験を控えた後輩にアドバイスをと考え手に取った。文章を書きなれていないとまとまりのない文章になりやすい。そこで、ネタだし→アウトライン→目次→執筆という手順を踏むことで、文章を書くことが簡単になる。主題に沿って書く。ワンセンテンスワンメッセージ!文章を書くのが苦手という人におすすめ。2010/09/13
タケオ
1
比較的長い文章をかく人がターゲット。この本の著者は本当に毎回これだけの手間をかけているのだろうか。★★☆☆☆2009/10/24