出版社内容情報
暗記ばかりでつまらなかった「地理」の本当の面白さにはじめて気づく本。「地理的思考力」が身につけば、世の中のしくみもよくわかる!
内容説明
「地理」って、そもそも高校でどんなことを習ったのか思い出せない…そんな印象を持っている方は多いはず。それも無理のないことだ。なぜなら、高校の「地理」は、地名や用語のオンパレードだったからだ。でも、「地理」は本来暗記科目ではない。それどころか、さまざまな現象・事象を説明する「根本原理」をベースとした、科学的かつ論理的な科目である。これが理解できれば、現在の世の中を動かしているしくみもわかってしまう。本書は、高校で履修した「地理」の内容を踏まえつつ、その「根本原理」まで掘り下げて、「地理」の本質を教えてくれる本である。
目次
第1章 世界の結びつき
第2章 世界の民族・人口
第3章 世界の地形環境
第4章 世界の気候環境
第5章 地球環境問題
第6章 世界の農牧業
第7章 世界の工業
第8章 生活文化・村落と都市
第9章 アジア・アフリカ・ヨーロッパ
第10章 南北アメリカ・オセアニア
著者等紹介
山岡信幸[ヤマオカノブユキ]
東進衛星予備校・東進スクール講師として、大学受験の地理指導だけでなく、小中学生に算数・数学も指導
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
6
教科書チックで眠くなったけど、高校地理の範囲がわかったような気がする。2019/12/25
ティス@考える豚
6
私は高校の時に日本史を取っていて高校一年生のときに世界史の障りは勉強していましたが、地理は全くわかりませんでした。でも、この本はすごくわかりやすかったです。恐らく高校生のときと違って暗記等を重視する必要がなかったので、気楽に読めました。よく新書とか人生論について書かれている本のルビ風に言えば高校生のときに会いたかったです!2011/10/05
むとうさん
3
一般常識としてある程度抑えておくべき地理の知識を高校範囲をベースに復習するための本。大学受験で地理を使わず、中高でも地理が苦手であった身(高校で地理をやった記憶がないが、一貫校だったからか)としては実にありがたい本。産業、経済問題、地形、現代史、国際関係・・・「地理」というとちょっと漠然としているが、読んでみると現代社会の必須構成要素が網羅されていることに気づく。キャッチコピーは大げさではなかったということで。2011/02/24
陽香
0
20050213
こうふく母
0
歴史などはドラマとかで触れるが、地理って勉強し直すことがないし高校でやった記憶もないし…と思って図書館で借りて読みました。昔の朝鮮のキムチは白かった…秀吉の侵略の時に唐辛子が伝わったからなど、歴史や経済に絡むところもあり、読みやすい方かと思います。でも、ゆっくり手元に置いて読むべきものと感じます。2021/06/10