出版社内容情報
「泉質」や「効能」はもちろん、「源泉率」「湧出量」「換水の状況」などに至るまで精緻に調査。全国おすすめ温泉宿114軒ガイド付。
内容説明
温泉教授の全国おすすめ温泉宿114軒ガイド付き!「泉質」や「効能」はもちろん、「源泉率」「湧出量」「換水の状況」などに至るまで精緻に調査!“温泉が危ない時代”に自信をもっておすすめできる本格派の温泉宿を完全網羅。
目次
第1章 間違いだらけの温泉選び
第2章 「温泉」とは何か
第3章 「ホンモノの温泉」と「マガイモノの温泉」
第4章 正しい温泉地・温泉宿の選び方
太鼓判!決定版全国おすすめ温泉宿114―ここなら安心して、ゆっくりくつろげる!(北海道;東北;関東;中部;近畿;中国・四国;九州)
著者等紹介
松田忠徳[マツダタダノリ]
洞爺湖温泉を産湯に1949年、北海道洞爺湖畔に生まれる。東京外国語大学大学院修了。文学博士。温泉学の第一人者で、札幌国際大学観光学部教授(温泉文化論)、旅行作家、翻訳家。98年1月から翌99年9月にかけて、日本全国2500の温泉を行脚したことが話題に。現在までに踏査した温泉は4400湯を超える。また、『温泉主義』(くまざさ出版社)の編集長、日本温泉総合研究所所長としても活躍
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感想・レビュー
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ラクダ
16
僕は旅が好きだ、当然温泉にもよく入る。著者が言っている『まがいもの温泉』とは、浴槽のお湯を循環し塩素で殺菌している施設・・大規模な日帰り温泉施設に行くと時々プールに行ったような強烈な塩素塩素の臭いがする所がある・・過度に塩素濃度が高いと、肌にも良くないだろう。この本は古く、平成19年の温泉法改正で、加水・加温・ろ過・殺菌の有無について掲示を義務づけているので、だまされると言う感覚は少なくなった。たとえ塩素が入っていても本人が気持ちよく入れれば問題ないのだろうが、僕はなるべく新鮮な温泉に入りたいと思う。2014/09/08
ニシムラサキ
0
現代の温泉の危険さを読んで驚愕した。潔癖症の人が読んだら、行ける温泉が半分以下になるだろう。正しい温泉の選び方は具体的なチェックポイントを指摘してあり、便利である。宿の料理云々は個人の好き嫌いの問題であろろうからどうでもよいと思うが、全体的に筆者の温泉を愛する気持ちが伝わってきて好感が持てる。後半はお薦め温泉宿のカタログである。次回から温泉選びをする時に十分活用させてもらう。温泉選びの実用書。2014/11/19