出版社内容情報
当たり前のことを当たり前にする。それが「できる人」になる最短ルート。忘れがちな「凡事徹底」の普遍的成功法則で、自分らしさをラクに発見できる。
内容説明
頼まれた仕事の期日を守る。期待された以上のクオリティを目指す。他にもっとよい方法はないか考える―こんな「凡事徹底」を実行するだけで、圧倒的な差が生まれる。
目次
第1章 凡事徹底だけで成功できる(凡事徹底だけで圧倒的な差がつく;『海馬』が教えてくれたこと;凡事徹底はマイベストライフの実現手段 ほか)
第2章 凡事徹底のための能力開発―「守」の時代の基礎的能力(融通力―松井秀喜に見る「融通力」;プロセス力―イチローに見る基本動作の大切さ;目標設定力―自分が進化するために目標を持つ ほか)
第3章 凡事徹底を鍛える―「破」と「離」に進む心構え(学習力―「伸ばす」から「かじる」学習へ;目的力―自分に問いかけることが大切;予測力―人生とビジネスの四季を読む ほか)
著者等紹介
高橋浩一[タカハシコウイチ]
1962年生まれ。学習院大学法学部卒業。石油会社、外資系コンサルティング会社、教育会社を経て、ITキャリア研究所を設立。企業の人材開発支援に従事する。また、ビジネス・ファシリテーターズアカデミーを主宰し、論理的思考に基づく独自のファシリテーション・メソッドを提供している
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感想・レビュー
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Aka
4
さらっと読めて、要点がギュッと詰まった一冊。特に前半が良かった。キーワードは、「守破離」と「凡事徹底」。体で覚えるまでは、仕事において手抜きをしないこと。仕事ができる人は、正しくない仕事のやり方を途中で正しいやり方に変えた人。できない人は、いつまでも正しくない仕事のやり方から抜け出せない人。ああ、そういうことかと思った。普段何となく思っていることを言語化してくれるのも本の良い所の一つ。上司や同僚の評価するポイントと自己評価のポイントが違っていても、平然としていられる、自分なりの自己成長の物差しをもつ。2025/03/25
ぷるぷる
1
読む人が読めば腹に落ちるのかもしれないが私は全く駄目であった。参加することに意義があると同様に、コンサル業には本を出すのに意義があるってことがあるんだろう。本書に書かれていることは圧倒的に正しいし立派だが…。「凡事徹底」とはとても良い言葉だと思います。ココに惹かれて読んでみました。その中身はというと、全くと言っていいほど心に響かないし残らない。本業に差し障ると思ったのか、事例紹介もアドバイスも手の内を見せない感じがする。印象に残ったのが筆者は野球(イチロー)と映画が好きなんだなぁということ。2011/05/25