出版社内容情報
無数の秀句の中から、名句にふさわしい百人の一句を厳選。春、夏、秋、冬、花、鳥、雪、月、愛、命の10のテーマに分け紹介。さらに百人の代表10句を巻末に掲載。檀ふみ氏による朗読CD付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けろ
4
飯田蛇笏「はなびらの肉やはらかに落椿」、与謝蕪村「斧入れて香におどろくや冬こだち」、小林一茶「雪とけてむら一ぱいの子ども哉」、久保田万太郎「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」、杉田久女「足袋つぐやノラともならず教師妻」、中村草田男「万緑の中や吾子の歯生え初むる」、森澄雄「雪国に子を生んでこの深まなざし」西東三鬼「水枕ガバリと寒い海がある」2018/08/28
くり坊
2
CDが本書には付録されていて、100選の俳句が、壇ふみ(女優、声優)により朗読されております。わたしは本書を手に取りながら、しばし、その朗読に合わせて、俳句の文字を目で追ってみましたが、改めて、俳句は難しいなぁ…と感じました。現代詩は、学生の頃、それとなく読みはしたのですが、俳句は、この年になって(50代)読み始めました。小林一茶、種田山頭火あたりを読みたいと思っています。もう少し入門書を読みながら、頑張ってみます。2024/05/16
hiro6636
2
半身は夢半身は雪の中2020/01/30