出版社内容情報
GDPやデフレ・インフレ、利子率や失業など、マクロ経済学の基本的な考え方をを楽しく理解できる内容。大学の講義の補助テキストや公務員試験の教材としても活用できる。
内容説明
マクロ経済学全ジャンルをフルカバー。経済理論に正面から取り組み、とことんやさしく解説。対話形式の懇切ていねいな説明。図解イラストをふんだんに収録、4コママンガで楽しく理解。
目次
Introduction 経済学は生活のなかにある!犬も歩けば経済学にあたる?
1 なぜ、GDPを計算するの?ぜーんぶの経済活動の合計から、いったいなにがわかる?
2 お金を使うことで経済が動く!需要は、お腹がすいている状態と思えばいい?
3 お金=貨幣でモノが買えるわけ お金は、なぜ世界じゅうで使えるのだろう?
4 利子と貨幣は一心同体なのだ!利子がないと、お金は預貯金にまわらないよ
5 モノの値段はどうして変わるの?ちょっとむずかしいよ、IS‐LM曲線ってなに?
6 失業はどうして起きるのか?失業なんて、まっぴらごめんなんだけど…
7 経済はボーダレスなのだ!経済学にもグローバルな考え方が求められる!
著者等紹介
大久保隆弘[オオクボタカヒロ]
1954年生まれ。早稲田大学教育学部卒業、慶応義塾大学大学院経営管理研究科修了。大手民間企業、経営コンサルタント会社等を経て、現在、経営コンサルタントとして独立。企業の経営戦略、技術戦略、組織革新、人材育成などのコンサルティングに携わる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
としP
13
マクロ経済の内容を平易な表現で解説しています。しかも、IS-LM曲線や労働市場まで解説しているので、マーケット編としては大方をカバーしています。経済学部の学部生や資格試験で経済学を学ぶ必要がある人には、うってつけだと思います。2015/09/17
Z
4
経済学の意義を複雑な経済活動に伴い、望ましいルールを作るためという面白い定義をしたのに引かれたのだが、その事書いてるのはこの次に出された本で、この本では別にその点に着目して書いてなかったのでこの本だけでは何も言えない。次の巻をさっさと読もう。2016/04/24
naoto
0
確かに、わかりやすかった!アダム・スミスが放任経済で、ケインズが政府介入派なんだな。今は資本主義の行きついた弊害が出てきてる感じがあるから、"ポスト資本主義"な経済理論・システムが必要なんだろうな。2010/12/01