出版社内容情報
深層心理学の二大巨人・フロイトとユングの思想が、科学的な装いをまとって現代によみがえった! 精神分析学の最新学説まで解説する、基本書にして必読書。
内容説明
人間の欲求の源が「性」にあることをあばき立てたフロイト。民族や人種に共通の「普遍的無意識」が存在すると主張したユング―20世紀前半に唱えられた彼らの学説は、科学の進展によって検証可能となり、再び輝きを放ちつつある。本書は、フロイト、ユングの思想だけでなく、精神分析学の最新学説には触れられる、基本書にして必読書。
目次
プロローグ 深層心理学への招待
第1章 夢の深層をフロイトで解く
第2章 夢の深層をユングで解く
第3章 夢の深層を現代科学で解く
第4章 性の深層をフロイトで探る
第5章 女らしさ・男らしさの深層をフロイト&現代科学で探る
第6章 暴力と環境破壊の深層を探る
エピローグ 死と神秘の深層を探る
著者等紹介
渡辺恒夫[ワタナベツネオ]
1946年生まれ。京都大学大学院文学研究科(心理学専攻)博士課程単位取得退学。1983~84年、京都大学大学院教育学研究科(教育心理学専攻臨床心理学教室)に内地留学。高知大学人文学部助教授などを経て、現在、東邦大学理学部教授。専門は、夢の心理学、自我論、死生学
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感想・レビュー
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Km
2
こちら側の心理学の本はあまり読んだことがなかったので新鮮。最近人間の機能的な面ばかりに注目しすぎていたなあと反省。2016/11/13
Yuki SE-Tour
0
夢分析、フロイト・ユング、抑圧、タブー、性差、ジェンダー、インターネットで調べていて、非常に興味深いブログのレビューを観て、探していた論文が載っているという事で購入しました。 やっと出会えた本でした。 引用だったので全文が載った本を後日、購入しましたが。 なんというか、著作権的に孫の書籍というか、大系・系譜を描いた・用いた本というか。 学者さんの様にそれだけに費やせる時間が少ない現代社会の人にはこういった本は救いです。 見知った話が出てくると安心もあり知識が交差する、色々と感慨深いです。2013/06/24
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