出版社内容情報
原価の基本的な考え方から集計のルール、原価計算まで、豊富な図解で説き明かす。身近な実例をふんだんに入れて、やさしい言葉で説明しているので、初めて原価の勉強をする人でもすぐ理解できる。
内容説明
本書は、原価の勉強をはじめる人に必要な項目を実例を中心にやさしく解説している。とにかく、読んでいただければ、原価がわかるようになる。一〇〇円ショップが儲かる理由や、従来の原価計算では理解できないようなことも簡単に解説している。
目次
第1章 原価の基本を押さえておこう(そもそも原価って何だろう;「商業」と「製造業」の仕事のしくみをみてみよう ほか)
第2章 原価の中身をやさしくみてみよう(製品をつくるためにつかった「材料費」;工場の従業員に支払った「労務費」 ほか)
第3章 原価のとらえ方にはいろいろある(実績値なのか、将来の目標値なのか;工場でつかったものか、販売・管理でつかったものか ほか)
第4章 原価の集計ルールをザッとみておこう(決算書をつくるときと同じように集計するルール;原価がつかわれた目的によって集計するルール ほか)
第5章 じっさいに原価計算をしてみよう(スタートは「費目別計算」から;「材料費」を計算してみよう ほか)
著者等紹介
市川利夫[イチカワトシオ]
公認会計士、税理士。東京都生まれ。中央大学卒業後、監査法人・太田哲三事務所(現在の新日本監査法人)を経て、1985年市川経営会計事務所を設立。現在、同事務所所長。専門である企業会計ばかりでなく、経営者の意識改革・人間改革を中心に中堅・中小企業の業務改善に取り組み、実績をあげている。各企業で経営コンサルティングをおこなう一方、経営分析、資金繰り実務、経理実務などの講義・講演活動も多い。とくに原価の基本についての指導経験は豊富で、実践的でわかりやすい講義には定評がある
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